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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月9日 本カツオ来た

2020年11月10日 | 日記
朝は北西の風が、やや強く吹いていた。

その風に押される様に、船は沖に向けて流されていく。

ベイト反応は良い感じで出ているが、アタリが出ない。

「ベイト反応が浮き上がって、変化しています」

仕掛けを変えながら、アタリを捕らえたいと頑張っていた。


午前9時頃になると、風が止んできた。

すると、仕掛けが真下に入り始めた。

「60グラムのジグが真下に入っています」

「もしかして、潮が動いていない…」

高妻さんと、真下に入っている仕掛けを見ながら、対策を検討する。


「何処かに潮が動いている処があるはず」

少しずつ、深場に向かって、ポイントを移動していく。

ベイト反応は良いところでは、海底から15メートル位、立ち上がっている。

高妻さんに、待望のアタリが来た。




「余り引かないですね」

「ちょっと、重みがあるかな」





上がってきたのは、ウッカリカサゴだった。

「味噌汁ですね」と、どうにか笑顔が出る。

「ここは、潮が少しは動いている感じですね」

船から少し離れたところに、潮目が見える。


次のアタリが来た。






上がってきたのは、アオハタ。

久し振りに、アオハタの姿を見る気がする。


北に向かって流れる上り潮が、少しだけ活性を見せてくれた。


高妻さんが仕掛けを変えて、投入していく。

そのフォール中に「何か来た。仕掛けが止まりました」と、声がした。




鋭い走りで、沖に向かって走り出した。

「青物ですかね」

「鯖では無いみたいですね」

縦横に走り回る相手も、少しずつ浮き上がってきた。

「本鰹ですよ」




丸々と太った本鰹が、上がってきた。

「カツオは、初めて釣りました。嬉しいですね」

「このカツオ、太っていますね。きっと、美味しいですよ」

「刺身に、漬けに、色々と楽しめますね」

チョットだけ、食べる話に花が咲いた。


風が東に、変わり始めた。


「ベイト反応は、少しずつ増えていますよ」

次のアタリも、直ぐに来た。




今度の獲物も、走り回っている。

「カツオ程は、引きませんね」

長い魚体が、見えてきた。

「サゴシですね」





サワラの一歩手前くらいの、大きさだ。



塩が少しでも動けば、潮色の良い上り潮だけに、アタリも出てくる。

潟よりの潮は、動きがイマイチ良くない。

それでも、潮が動いていそうなポイントには、魚が居る。

アタリも、出てくる。

良い感じの上り潮に、期待したい。