釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

11月5日 内場にて

2020年11月06日 | 日記
朝のタチウオは、30分位で切り上げた。

魚探にベイト反応が、出てこない。

「風が出てくる前に、沖に出てみましょうか」

一つテンヤで、真鯛狙いに切り替える。


裸バエ辺りに来ると、北東からのウネリが寄せて、船が上下に揺れる。

船の揺れも気になるが、魚探に出てくるベイト反応が気になった。

「ベイトボールが、沢山出てきますね」

「ちょっと、やってみますか」

少し沖合に出て、船を止めてみた。

釣りを開始して、直ぐのこと。

「凄い、凄いですね」と、久家さんが声を上げた。

その久家さんの目線の先には、凄いナブラが起きていた。




カツオ類のナブラのように見える。

海面には、小さい鰯だと思われる小魚が、沢山見える。

もしかしたら、ベイト反応の正体は、これかも知れない。


海面にナブラは立つものの、アタリが出てこない。

その内に、北東の風が強くなり、沖から白波が立ち始めた。

天気予報を確認すると、風がもっと強くなる予報。

「内場に行きますか」

久家さんと話して、移動する事にした。


内場に入ると、直ぐに反応が出てきた。

「ここは、良い反応がありますよ」

直ぐに久家さんが、竿を出す。

いきなり、ホール中にアタリが来た。

竿先が激しく叩かれるアタリ。

竿先が、海面に突き刺さるようなアタリが来たが…、針が外れた。

巻き上げて針を確認して、直ぐに仕掛けを入れていく。

「又、来ました」



今度は、ドラグ音が鳴り、ラインが引き出される。

「青物かな、真鯛の様にも感じるけど…あっ…外れた」

ラインを巻き上げると、針が結ばれていたケプラーが切れていた。

一投目からのアタリの連続に、期待感が膨らむ。


仕掛けを作り直して、気持ちも新たに竿を出していく。

直ぐにアタリが来た。





「今度は逃がさない」

慎重に、やり取りを繰り返す。

やがて、姿を見せたのは1キロ超の真鯛。




アタリの正体は、真鯛だった。

「綺麗な真鯛ですね」

「上げることが出来て、ホッとしました」

久家さんに、笑顔が戻った。


この後のアタリには、大きなエソが混じり始めた。

魚探に出てくるベイト反応は、内場では多い気がする。


一投目から、切られたり、外れたりと悔しさも続いたが、楽しみも出てきた気がする。