かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2008.12.26 バーバラ・リー アメリカ下院議員 ~たった1人の反対~

2008-12-26 01:35:40 | インポート
      

自民党渡辺喜美衆議院議員が民主党提出の衆議院解散決議に与党内でただ1人賛成したと大きく報道されています。これは、これで勇気のある決断だと思います。

しかし、世の中には上には上がいます。アメリカ下院議員バーバラ・リーさんです。

彼女は2001年アメリカ、ニューヨークを襲った自爆テロへ反撃するためのアメリカ軍のアフガニスタンへの報復戦争に対して、たった1人アメリカの国会議員として反対しました。

ブッシュ大統領が「これは戦争だ」と叫び、宣言し、アメリカ中が報復と愛国の大合唱となっている時でした。

この報復戦争に反対したバーバラさんにアメリカ中から批難の声が集中し、命を狙われる事態にまで発展しました。

しかしバーバラさんは、報復戦争では何も解決しない、テロの原因を除去し、憎しみの連鎖をくい止めなければと、アメリカ下院報復戦争決議に勇気と良心の反対の1票を投じたのです。

2002年にバーバラさんを日本に招いた実行委員会の一員であった私は、バーバラさんとお話しをする機会をもたせていただきました。

バーバラさんは「この戦争に反対することで、私のアメリカに対する愛国心を疑われたくなかった。しかしこの戦争は、報復に名を借りたブッシュの帝国主義に基づく戦争。だから反対なのだ。」との言葉が印象的でした。

アフガニスタンの罪なき人々を殺害し、イラク戦争にまで突入し、自壊したブッシュ政権。

バーバラさんの命をかけた反対の1票は、アメリカを再生するオバマ新大統領誕生にまで繋がったのかもしれない。たった1人の反対が世界に希望の光を与えたのだ。

昨日は国会へ。お世話になっている国会議員、秘書さんたちに年末のあいさつまわり。


2008.12.25 八ッ場ダム1都5県議会議員の会、生活再建支援法制定で国会要請。

2008-12-25 12:42:21 | インポート
昨日は参議員会館で八ッ場ダム1都5県議会議員の会の幹事会。

各都県議会の状況や、八ッ場現地について報告と意見交換を行いました。

その結果、ダム建設中止・凍結に対応する、現地生活再建支援法の必要性で一致しました。

今後の取り組みとしては、3月上旬を目途に1都5県議会議員、市民団体、国会議員でつくる公共事業チェック議員の会との共催で、「見直そう八ッ場ダム、つくろう生活再建支援法」と題した集会を開催する方向となりました。

幹事会終了後、会議参加者と市民団体のみなさんと、衆・参国会議員に要請へ。公共事業チェック議員の会の事務局長の保坂展人衆議(社民党)、副幹事長の松野信夫参議(民主党)に協力要請。

生活再建支援法制定へ福山哲郎民主党参議院政審会長、近藤昭一衆議、富岡由紀夫参議には直接ご本人に要請。

枝野幸男衆議、大河原雅子参議、岡崎トミ子参議には事務所秘書さんたちに要請しました。

民主党内でスピードアップして生活再建支援法づくりに取り組むとのことでした。


2008.12.24 丸山真男「である」ことと「する」 こと。

2008-12-24 14:55:52 | インポート
       

政治学者であった故丸山真男氏の名著である、日本の思想(岩波新書 1961年発刊)を久々に読む。

その中の「である」ことと「する」ことについての論考で、丸山氏が述べている金言。

民主主義というものは、人民が本来制度の自己目的化-物神化-を不断に警戒し、制度の現実の働き方を絶えず監視し批判する姿勢によって、はじめて生きたものとなり得るのです。

それは民主主義という名の制度自体についてなによりあてはまる。つまり自由と同じように民主主義も、不断の民主化によって辛うじて民主主義でありうるような、そうした性格を本質的にもっています。

民主主義的思考とは、定義や結論よりもプロセスを重視することだといわれることの、もっとも内奥の意味がそこにあるわけです。


を20回読み返しました。民主主義は厳しい。民主主義は「する」ことである。

昨日は東京へ。家族と食事会です。


2005.12.23 上野村→神流町→前橋市

2008-12-23 04:49:13 | インポート
         

昨日は、役場、後援会役員のみなさんへあいさつまわりと、視察で上野村、神流町へ。

      

神流町では地元の名産に「かじか」をということで、神流川黒田地区で、かじかの生息調査があり、県の地域政策課も支援しています。かじかは絶品とのことです。楽しみです。

     

午後は前橋市へ。県議会議員補欠選挙、前橋選挙区立候補予定の後藤新さんの選挙会議に出席。

超短期決戦(1月25日投票日)の中、知名度アップと後藤売り込みのキャッチコピーが大切です。当選にむけ全力支援です。


2008.12.22 枝野幸男 民主党衆議院議員に、八ッ場ダム生活再建支援法立法化で要請。

2008-12-22 15:06:14 | インポート
             

昨日は午前、埼玉県熊谷市枝野幸男民主党衆議院議員に、八ッ場ダムを含めダムや大規模公共工事中止、凍結にともなう地元住民のの生活再建支援法の早期の作成、立法化を要請しました。

枝野さんは民主党の公共事業見直し小委員会の座長。民主党はすでに次期総選挙のマニフェストに、八ッ場ダム中止を明記。あわせて地元住民の生活再建にも取り組むことを表明しています。

川辺川ダム、大戸川ダムが中止、凍結となる中で地元住民のみなさんの生活再建は最優先の課題です。

国交省は中止、凍結となった地域の生活再建に対して意図的に後ろ向きのポーズを見せ、八ッ場ダム水没予定住民の不安を煽っています。いわば地元住民を人質にとる形での脅しです。

麻生政権の支持率が10%台となり、政権交代が目前となる中で、日本一無駄な大規模公共事業である八ッ場ダムの建設死守を至上命題にしている国交省はダム建設の既成事実化でなりふり構わない建設強行を進めています。

私は八ッ場ダム建設中止と同時に、県議会の場で一貫して地元住民の生活再建支援を強く訴えてきました。今後も地元住民の生活再建にむけ全力を尽くしていきます。

      

引き続き、枝野さんの講演会に参加し、政局の動向と民主党の解散戦略についてお話を聞かせて頂きました。

枝野さんは1月5日開会の通常国会で予算委員会の理事に任命され、筆頭理事の菅直人さんとともに国会の最前線に立つこととなりました。

解散への最初の山は、悪評の高い2兆円給付金の関連法案の衆議院再議決の時になるとのことです。自民党は崩壊寸前、カウントダウンです。

午後は吉井町に戻り、あいさつまわり。