かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2008.12.24 丸山真男「である」ことと「する」 こと。

2008-12-24 14:55:52 | インポート
       

政治学者であった故丸山真男氏の名著である、日本の思想(岩波新書 1961年発刊)を久々に読む。

その中の「である」ことと「する」ことについての論考で、丸山氏が述べている金言。

民主主義というものは、人民が本来制度の自己目的化-物神化-を不断に警戒し、制度の現実の働き方を絶えず監視し批判する姿勢によって、はじめて生きたものとなり得るのです。

それは民主主義という名の制度自体についてなによりあてはまる。つまり自由と同じように民主主義も、不断の民主化によって辛うじて民主主義でありうるような、そうした性格を本質的にもっています。

民主主義的思考とは、定義や結論よりもプロセスを重視することだといわれることの、もっとも内奥の意味がそこにあるわけです。


を20回読み返しました。民主主義は厳しい。民主主義は「する」ことである。

昨日は東京へ。家族と食事会です。


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