かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

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2015.8.4 県議会海外視察について

2015-08-04 01:07:30 | 日記
7月30日に私の所属する県議会「観光・世界遺産に関する特別委員会」において、海外視察についての勉強会が開催された。

県議会の海外視察については、群馬県議会も4年に1度の海外旅行ではないかと批判を受け、9年前に1度中断してきた経過がありました。

私も初出馬した9年前の県議会議員選挙において、県議会の海外視察について中止を訴えました。

県議会においては私の県議会1期目には海外視察はなく、2期目において自民党から海外視察の提起がありました。

わが会派リベラル群馬においても、海外視察への対処について議論があり、私と他3人が再開反対、4人が賛成となりました。会派としては個々の議員に参加の是非は委ねることになりました。

私としては県議会において過去8年間、観光や経済の国際戦略づくりを提起してきたこともあり、海外視察の必要性については認識していました。

しかし、県民感情や自らの県議選での海外視察中止を訴えたことに対する責任もあり、賛成まで踏み切ることが出来ず留保となったわけです。

しかし3期目となり、会派として賛成が多数を占めたこと。同じ特別委員会のメンバーは賛成し参加する意思を明確にしている中で、同じ会派の私が参加しない訳にはいかない。との2点の理由で海外視察に参加することとしました。

なんとも私的には曖昧でキレのない決断であり、私らしくないと思いますが、参加すると決めた以上は群馬県の観光政策に役立つ海外視察になるように、しっかりと取り組んでいきたいと考えております。

尚、県議会の海外視察について第3者委員会に対して評価、報告が義務付けられていること。
さらには事前学習会も数回行われるなど、過去の県議会海外視察であったような大名旅行的な要素を極力なくしたいものとなっています。