上越春日山神社は、祭神が上杉謙信という神社。
しかしその御霊は、明治になって米沢上杉神社より分霊されたものだ。
意外と新しい神社なのだよ。
しかも、創建には童話作家の小川未明の父や1円切手で有名な前島密がかかわっている。
戦国武将~童話作家~1円切手…
なんとも複雑な組み合わせだ。
神社は春日山中腹の高台にある。
土産物屋や食堂がある車止めのスペースには謙信の立像がある。
全国に数ある謙信像のうちでもここの「頭巾に鎧姿」が一番人気があるようだ。
この場所は謙信をしのぶには最高のスポット。
見上げれば居城春日山城が、眼下には城下の街並みが望めるのだ。
ただ、この謙信像とて、昭和44年の建立と新しい。
←眼下の街並み
←見上げた先は春日山城址
上杉謙信は戦で負けなしという『不敗神話』を持つ。
実際は参加した戦での不敗ではなく、指揮を執った戦での不敗であるそうだが。
それでも『不敗神話』や『勝ち戦』は縁起物ですよ。
ということで、ここで謙信ゆかりのお守りを買おうとしたのですが…
←御守り授与所
『御守り授与所』は閉まっている!!
今日は日曜日で観光客も疎らだが、それでも平日より多いのだぞ!!
諦めきれないので、近所のお土産屋で聞いてみたら
「社務所に行ってみたら売ってくれるよ」
←社務所
社務所だって閉まっていたから、恐る恐る呼び鈴を押してみた。
ほどなく神主さんが正装で出てきて、何の疑いも無く、玄関で御守りを売ってくれた。
ご利益は大丈夫だろうか。
ちなみにこの写真は埋蔵文化センターにある謙信の銅像
銅像の向こうに春日山城址が見える。
確かに面白い取り合わせだと思います。
小川未明・前島密も上越の出身と言う事で郷土の英雄に敬意を表したのでしょうね。
上越春日山神社は別名『謙信神社』と呼ばれてる神社の事なんでしょうか・・・?
春日山からのの展望が素晴らしいですね。
不敗神話の上杉謙信。
その御利益を求めてお守りを買ってきたのですが…
父と母を連れていたので、春日山を登ることができなかったのが残念です。
今度行ったら登ってみよう!
でも、そのころには自分が登れなかったりして(笑)