山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

牽制ルールについて(2)

2022-02-17 | ボウリング
 ボウリングの試合で問題になるのが牽制ルールだと思います。私がホームとしているボウリング場で開催される試合は1レーン牽制で実施すると掲示してあり、更に毎試合前に主催者から注意事項としてアナウンスがあります。しかしながら、ベテランボウラーは暗黙の了解の如く1ボックス牽制で投げていらっしゃいます。そして中には1レーン牽制で投げている人に対してあからさまに不快感を示すボウラーもいらっしゃいます。
 以前「牽制ルールについて」で書いておりますように私は1レーン牽制を支持しますが、1ボックス牽制で投げていらっしゃるボウラーが周囲にいらっしゃる場合には私もそれに合わせて1ボックス牽制で投げることにしております。これは無用なトラブルを避け、お互い気持ちよく投げるためにそうしているのです。
 そもそも1レーン牽制は隣接レーンの投球者の衝突などの事故を防止するといった観点から設けられた合理的ルールです。ですから遅延防止という観点は二次的なものだと考えます。試合進行という意味では、1ボックス牽制であっても慣れた者同士であれば1レーン牽制と同等の試合進行が可能ですから、1レーン牽制が必ずしも優位であるとは言い切れません。
 1レーン牽制であっても、投球の合間は椅子にドッカと腰を降ろし、自分の投球順が来る(あるいは催促されて)とドッコラショと立ち上がりボールを拭き始めるといったボウラーがいるとゲーム進行がとんでもなく遅れてしまいます。それからアプローチに上がってから立ち位置をあれこれ悩んで投球動作に中々入らないボウラーなど牽制ルール以前の問題も散見されます。
 牽制ルールとは関係ないのですが、私がムッとするボウリングあるあるをいくつか紹介しますと、
① 投球を終えてもアプローチから降りないボウラー
 さすがに月例会などでは見ませんが、健康ボウリングでは散見されます。ボールリターンをアプローチ上で待ったり、2投目のボールをリターンラック上で拭き、そのまま次の投球に移るボウラーです。投球が終わったら速やかにアプローチを降りてください。
② わざわざ狭い通路の椅子に座るボウラー
 座るならスペースに余裕があるところに座ってくださいな。これはボウリング場のテーブルや椅子のレイアウトにも拠りますが、通行の妨げになることが良くあります。私は試合中は座ることはなく、1フレームの投球を終えると後ろのスペースから進行状況を眺めることを常としております。ですからアプローチに上がるためには必ずその狭い通路を通らねばならないのです。一々ぶつからないように気を使って避けながら通らねばなりません。正直言ってお前邪魔だと言ってやりたい。
③ 背後霊のようにリターンラック近くの通路に立っているボウラー
 次の投球順になるとボールラックの近くの狭い通路に立ちはだかってます。投球終了後、後方に戻るのに通れません。あるいは2投目を投げる必要があるときテーブルの上に置いたボール拭きやスペアボールを取りに行けません。どこかスペースのある所に立ってください。
④ やたら話しかけてくるボウラー
 私が投球を終えた直後や、もう直ぐ投球順が廻って来る時話しかけないで欲しい。投球後は投球内容を振り返ったり、記憶が鮮明なうちに記録を取るなどの重要な時間ですから放っておいてください。投げる前は色々と考えたり、集中しようとしている大切な時ですから邪魔をしないでいただきたい。
⑤ やたらと親しげに話しかけてくるギャラリー
 知り合いのボウラーが「今日は調子いいね」とか試合中に話しかけてくること。下手をするとボックスの中までずかずかと入ってくる方もいらっしゃいます。ご声援くださるのは有難いことなんですが、④と同様の理由でこちらの都合構わず話しかけてくるのはご遠慮願いたい。会釈位でしたら何時でもかまいません。手隙の場合はこちらから話しかけますので、それまでどうぞお待ちください。

 これらは特にイラッとしたことを列記したものですが、些細なものも含めると一々数え切れない位いあると思います。こんなことを書くと何と心の狭い奴だと思われるかも知れません。しかし、私はこんな些細なことがメンタルに影響を与えてしまうのです。だからボウリングが上達しないのかも知れませんが・・・。

 脱線はこれ位にして話を戻します。現状の試合は仕方なしに1レーン牽制とボックス牽制が共存する形になってしまっております。1レーン牽制、ボックス牽制の支持者双方から文句が出たりなどお互いストレスが溜まっております。それぞれの言い分はあるかとは思いますが、主催者が1レーン牽制を採用しているのですからそれに従っていれば文句を言われる筋合いはないということが大前提です。その上で敢えて言わせていただきますと、ボックス牽制で投げるためには両隣のボックスの投球者の助走を待ってアプローチに上がるわけですが、助走が始まるないなや同ボックスの他の投球者が空かさずアプローチに上がることがあります。この時待っていた投球者とアプローチに上がるタイミングがバッティングします。これがボックス牽制の投球者をイラつかせる最大の原因になっているものと推測します。他ボックスの投球者の助走開始を準備万端整え、いざアプローチに上がろうとするその時、その助走を開始したボックスの他の投球者も同時にあるいは少し遅れてアプローチに上がります。そんな時は大抵ボックス牽制の投球者は仕方がないなという表情で投球順を譲ります。そうしないとほぼ同時に助走が始まったり、追い越されたりして他の投球者が視野に入ってしまうことになるからです。
 同ボックスで次々とアプローチに上がられるとボックス牽制の投球者は永久に投げられなくなってしまいます。隣のハウスボウラーが引っ切り無しに投げるので中々投げられなかったという経験をしたマイボウラーの方は多いはずです。これと同じような状況になってしまうのです。
 1レーン牽制ではあっても隣のボックスで待っているボウラーがいるか確認し、ほんの少し待っていただくだけで共存できるものと思います。そのほんの少しの思いやりで余計なトラブルを起こさず、皆が楽しくボウリングを楽しめるようになると思いますが如何でしょう!?

<2022/07/23追記>
 参考:「牽制ルールについて(3)


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