山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

水田から自然農の畑へ~畝立-その5

2023-01-11 | 農業
 本日丸一日かけて残りの溝切作業を終えて、とりあえず予定していた畝立作業が完了しました。7アール程ですが、これほど掛かってしまうとは思いもしませんでした。十数年程前に別の水田を自然農の畑にするために畝立したときにはもっとスムーズにできたように思います。やはり体力が落ちてしまったのでしょうか!?
 今回の水田は家から300m程離れておりますが日当たり良好ですので、手の掛からない作物を作付けしようとあれこれ考えを巡らせております。

 


 残りの作業は、もう少し溝を深くすることと畝を蒲鉾型に成形することですが、これは追々少しずつやろうと思っております。できないならできないで放っておけば風雨で自然に出来上がるかも知れません(笑)

 トラクターで耕耘できなかった場所には次の画像のような土塊が出来てしまいます。そのままでも作付けは出来はしますが、見栄えの良いものではありませんので、畝を成形するときに砕いておこうと思っております。



 この土塊を砕くのに「塊割り」という農具を使います。



 土塊が乾いているといとも簡単に一撃(そんなに力は要りません)で粉砕できます。



 小さい土塊でしたら力も入れずに「塊割り」の自然落下だけで大丈夫です。





 「塊割り」は優れもので、土塊の粉砕だけでなく畝の成形のための土の移動や鎮圧もできもできますので重宝しております。今使っているのは私の実家で使用していたもので、錆びだらけの年代物です。百姓御用達のコメリやホームセンターを探してみましたが何処にも売ってませんでしたので未だに現役です。ネットにはありましたのでもう手に入らないということではないようですが・・・。

 ということで一仕事終えて一段落しているところです。