山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

水田から自然農の畑へ~畝立-その1

2022-11-17 | 農業
 色々と考えた末、稲作から畑作に転換することとしました。(参考:「とうとうジャンボタニシが・・・ 」)

 稲の刈り取りを終えて、そのままの水田は「ひこばえ」が生えてきております。稲作後の土壌は非常に硬く締まっておりますので、そのままでは畝立ができる状態ではありません。ですから自然農の畑にするといっても一度はトラクターで耕耘する必要があります。(これが最後の耕耘となります。今後、耕すことはしません。 参考:「耕さない農業」)

 次の画像は耕耘後の田んぼです。



 隣接の農地は水田ですので、水張りされたら境界を越えて浸水してくると思われますので、約60cm幅の溝を設けることにしました。取り敢えず縄張りして溝切です。かなりの重労働ですので、休み休みやります。



 とりあえず1本切り終えました。



 予想通り、ロータリーが届かない土層はガッチガッチに固まっていました。



 これだと水はけが悪いので、自然農1年目にはライムギなどの根が深耕作用のある作物を栽培してみようと思っております。

 あるいは水田に隣接した畝には、逆手を取って水を欲しがるサトイモや生姜などを栽培するのもありかな?
そうそう隣接の水田は慣行農法なので薬剤散布されます。ですから境界にはバンカープラントも植えておく必要がありますね。

 このようなことをあれこれ考えながら作業するのは楽しいもので、あっという間に時間が経過してしまいました。
手作業で畝立している姿を見かねたのか、畝立するならカルチを貸してあげようかと申し出てくださいましたが、丁重にお断りしました。汗水たらして土と対話することが私にとっては至上の悦びなのですから、機械なんぞに奪われてなるものですか!!!
 と瘦せ我慢するのでありました。

 今日はとりあえず外周の溝切作業しかできませんでした。今まで知らなかった(知る必要がなかった)田んぼの外周を測ってきましたので、これから畝のレイアウトを作ります。さてどんな畑にしようかな~!
 軽トラの駐車スペースも確保しておいた方が良いかな?
 
 土曜日に雨の予報が出ておりますので、明日までに大まかにでも畝立を済ませておきたいのですがチョット無理かな!?
 こんな時、誰か手伝ってくれると本当に嬉しいのですが・・・。