山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

プッシュアウェイ開始のトリガー

2022-03-14 | ボウリング
 テニス肘防止のために取り組み始めた投球フォーム修正がもう少しというところで長期間に渡って停滞しています。
0歩⇒1歩⇒2歩⇒3歩までは何とかものにすることができました。がしかし後一歩(正確には5歩助走ですから後2歩ですが)が中々上手くいきません。これまではプッシュアウェイ開始のトリガーを5歩助走の2歩目と同時に出すようにしております。これでは4歩目の右足に重心が乗り切る前にバックスイングのトップからボールが降りてきてしまいます。
 ということでプッシュアウェイ開始のトリガーを早めてみましたが、振り子周期自動調整システムが作動し結局のところ効果はありませんでした。振り子周期自動調整システムは早い話が腕の余分な力が作用しているものです。それがテニス肘の大きな要因そのものなのです。「脱力スイングができるようになれば解決するじゃん!!」と言われるかも知れませんが、練習の時にはできるようになってもスコアが入ると元に戻ってしまうことがしばしばです。ここのところ練習で改善して試合で崩れるといった悪循環が続いているのです。それにプッシュアウェイ開始のトリガーは一定していないと投球動作の再現性が低くなってしまいます。
 藤川プロからも色々な方法を教えていただき試してはいるのですが、なかなか自分に合ったものが見つかりません。自分に合ったものでないとその時にはできても結局は身に付かず、元に戻るか他に悪影響を及ぼしかねません。
 それらの中でも効果があったものやこれから試してみたいと考えているものが、
① 歩幅(歩調)の変更
 4歩目の歩幅を狭くして右足に重心を早く乗せるようにする。よく言われているタン⇒タン⇒タン⇒タン⇒タ~ンからタン⇒タン⇒タ⇒タ⇒タ~ンといったリズムに合わせるようにする方法です。従来の私は前者ですので、後者に変更します。
② 2歩目(右足)の着床をプッシュアウェイのトリガーに変更
 従来は右足と離床と同時にプッシュアウェイを開始しておりましたが、これを右足の着床時に開始することへ変更します。
③ プッシュアウェイの方向の変更
 プッシュアウェイを前方へ出すのではなくプッシュダウンにしてスイングの最下点到達のタイミングを早めます。
④ プッシュアウェイ開始のトリガーを逆足(左足)に変更
 これは藤川プロからのアドバイスでなく単なる私の思い付きです。この方法は通常とは逆足になってしまいますので、かなり異常な方法かと思います。練習用のゴムボールでは試しましたが、15ポンドではバランスが崩れるかも知れません。
といったものです。

 ①の方法でかなり改善するのですが、自動調整システムも作動し易くなるようです。特に試合中にいつの間にか元のリズムに戻ってしまっております。
 ②はトリガーが一定になるという点では良いのですが、かなり違和感がありますので慣れるまでに時間が掛かりそうです。
 ③は最も簡単でほとんど変更なしで出来るようになりますが、自動調整システムも作動し易くなります。
 ④は荒療治です。自動調整システムが機能しなくなる位にタイミングをずらしてしまおうという作戦です。この方法で一旦脱力スイングを身に付けてしまえば、②ないしは③に移行することは容易だと思っております。

 投球フォームは長年に渡って染みついたものですので、これを変更するにはそれなりの期間が必要なのは理解できますが、先の見通しが立たないと気が滅入ってしまいます。①~③の方法でもひたすら練習を繰り返せばマスターできるとは思いますが、一方では生半可な微調整では改善できないかも知れないといった不安も拭い切れません。ですから④のような突拍子もないことを思いつくのかも知れません。

 とりあえずは今日の練習会で④を試してみることにします。駄目なら①~③のハイブリッドをひたすら繰り返す方法に戻ることにします。

<2022/03/15 追記>
 昨日①~④の方法を試してみました。②と④は結果的にはほとんど同じタイミングでした。練習用ゴムボールを使った場合にはもう少し差があったと思ったのですが、実際の投球では顕著な差は認められませんでした。それで②で習熟しようと投げ込んでおりましたところプロから駄目出しされてしましました。これでは腕の自動調整システムに加えてフットワークまで自動調整するようになってしまって、何ともちぐはぐな投げ方になっているそうです。
 結局一番理想のタイミングに近くなるのが①と③の組み合わせでした。暫く安定するまでこの方法を身に付けるようにしてみます。やはり素人の思い付きは何の役にも立たなかったということでした。