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博物館鑑賞

2015-10-21 16:43:19 | 日記
 

 西武池袋線の稲荷山公園駅と入間市駅の間の線路脇に「狭山市立博物館」がある、大分以前がら行って見ようと思いつつ、ついぞ行きそびれていた、先日朝からの好天とその日は何の予定もなく、今日がいい機会と見学に出かけた。

 9時半過ぎに入館したがその日の見学者の一番乗りだった、館内へ入ると直ぐ2階まで吹き抜けの円形ドームがありその一角に受付がある、そのドーム外周にスロープがありそれを登って行くと2階展示室へと観客をいざなう。
 
 入間  狭山は歴史が古く、旧石器以前から人類が住み着いたようで、入間川の水を利用し、川沿いの段丘の暖かい斜面には住居跡や埋蔵文化財が多数発掘されている、今も多くの遺跡が埋没しているかもしれない。

 何処の郷土博物館も似たような展示になるが、旧石器時代 縄文時代 弥生時代 古墳時代と年代を追って展示物が陳列されその時代の文化の変遷が分かり楽しく見学できる。

 貴重な展示物と言えば、250万年~100万年前生息していた「アケボノ象」の展示かもしれない、入間市の笹井にあるゴルフ場の近くで骨格が発見され、発掘された、全国的に見ても貴重な発見のようだ。

 旧石器時代に作られた「石斧」 縄文時代の土器や土偶、石で作った農耕具 竪穴住居のレプリカ、銅 鉄を使った農耕具 江戸時代から昭和にかけての庶民の生活を再現していて楽しく見学できた、同時に竹下 夢二展もやっていた、この展示は、伊香保の「竹下夢二記念館」で見学したことがあり、あまりゆっくりは見なかった。見学に疲れると軽食甘味処もあり、疲れを癒せる。
 
冒頭に書いた円形ドーム型吹き抜けは、狭山市に点在する、七曲がりの井戸 マイマイズの井戸を模した造りのようだ、何となくそんな気がしたので帰りに係員に聞いたらその通りと言っていた。

                                     東大和市郷土博物館 プラネタリュウム 
                                     東村山市ふるさと博物館 
                                     入間市立博物館 アリット 
                                     川越市立博物館 
                                     川越歴
史博物館 
                                     狭山市立博物館

 近隣市はみな博物館を持っているが、所沢市は博物館がない、列挙した博物館はすべて
見学した、何処もその土地の歴史を表現していて楽しい、川越市立博物館の近くには「川越城」があり、周辺にはお堀が断片的残っていて川越城も一見の価値がると思う、すぐ前には童謡「とうりゃんせ」の歌発祥の三芳野神社がある、川越歴史博物館は民営と思うが、甲冑 刀剣 武具などの展示で、刀剣  甲冑の好きな人にはたまらぬ存在。 

   

250万年~100万年前、日本が大陸と陸
続きの頃わたって
きた、今のインド象 アフリカ
象よりは少し小さく、体重は2~
3トン、体の割合からして牙は非常に大きく立派だ、残念な事に頭部は発見されなかったようだ。

 アケボノ象の化石発見のレプリカ、自分でも定年後、市の臨時職員として、何か所か遺跡発掘に携わったことがあり竪穴住居跡も何か所も発掘した、どんな遺物が発見されるか、無傷の土器など発見したらとてもうれしい、発掘は非常に夢がある。
   
まだ銅や鉄が使われる前の石器農機具 発掘された土器類
   
竪穴住居レプリカ 竪穴住居跡も何か所も掘った 鉄類が使われ始めた農具、耐久性がぐんと伸びる
   
水車小屋で使われた木製歯車、うまく組み
合わせ計算され
ている、人間の知恵は凄い
昭和初期の庶民の居間 八角時計や立て長
ラジオが見える
   
モミとごみを風力で選別する唐箕 後ろの3枚羽は足踏み扇風機、やはりごみを飛ばす道具 江戸期から昭和期くらいまで続いた、婚礼の祝い膳、当時も結構素敵な料理を食べていた
   
明治期の交通手段 乗合馬車 戦後GHQの命で黒く塗りつぶされた教科書
   
竹下 夢二展 竹下 夢二が描いた団扇画
   
竹下 夢二作品ー1 竹下 夢二作品ー
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

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