スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

徳富蘇峰「吟詠訓」の紹介(3回シリーズの2回目)

2021-07-17 09:00:00 | 月刊吟道への投稿原稿

 

前回の続きです。

公益社団法人日本吟道学院発行の月刊誌「日本吟道」令和2年4月号に

千葉県吟道会所属SK氏が徳富蘇峰吟詠訓全12項を投稿されていました。

彼は原点に帰ることも大切である、との前書きで投稿されていました。

私も同様で「目から鱗がが落ちる」ことが2,3ありました。

そこで、記載されていた全12項を4項づつ3回に分けて紹介しますので

どうぞ各項を十二分味わってください。今回は2回目。

徳富蘇峰吟詠訓

第5項:多きに過ぐべからず。聴衆の希望の未だ絶頂に達せざる以前に打ち切るべき事

第6項:大衆の聴者には、なるべく平易通俗なる詩を選ぶべし事。

 注⑨平易通俗(世間一般の方に分かりやすく親しみやすいこと)

第7項:博聞強記を以って誇りとせず、手控えを携えて出場すべき事

 注⑩博聞強記(はくぶんきょうき、広く物事を聞き知って、良く覚えていること)

第8項:新陳代謝の必要は、詩になきも、新作に気を付け、恒に之を取り入れる事に

油断あるべからざる事。

 注⑪新陳代謝(古いものが新しいものに次々に入れ替わること)

以上が第5項から8項です。続きは次回に。

ではまたお会いしましょう。

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