マドレーヌの日々

今日も一日にっこりね。

住井君の岐阜団扇

2007年06月01日 | Weblog
私が木を探す旅に出ている最中に、実家の母は数年ぶりの同窓会ということで
岐阜・高山方面に出かけていました。

旅の日程がFAXで送られてきて、
どれどれと二泊三日のスケジュールを見ていました。
そして宿泊旅館はどんなかんじかな?とネットで検索してみていました。

一泊目が岐阜の十八楼。
その旅館のHPを見ているうちに、あることをふと思い出したのです。
二年前の秋、卒業以来初めて開かれた同窓会で20年ぶりに会った同じクラスの住井君。
彼がお父さんの店を継いで岐阜団扇を作っていると聞いたことを、です。
そう言えば、住井君のお店は岐阜だったよなぁ。
調べてみると、母の宿泊する旅館と住井君のお店とは目と鼻の先でした。
それでで、母に時間があれば寄ってみてね!と彼のお店の住所と電話番号を
メールで送ったのです。

彼の手がける岐阜団扇、歴史は室町時代にも溯るそうです。
かつては岐阜に団扇職人さんもたくさんいらっしゃったそうですが、
今では住井君ただ一人。
サラリーマンをしていた彼は、お父さんが亡くなられた後に店を継ぎ、
今では四代目として、お母さんと二人で店を守っているのです。

竹骨に美濃和紙を張り下地をし、漆や渋柿を塗って仕上げてあるこの岐阜団扇。
なんと一本のうちわが出来上がるまでに20数回の手間をかけているそう。
実に手のかかった手づくりの伝統品、一言美しいです。

同窓会で住井君から話を聞いて以来、
一度はお店に訪れたいと思いつつ、まさか母が先にお店を訪れることになろうとは!
これも何かの縁だなぁ~とつくづく思いました。

後日、旅行から帰って来た母が住井君のお店で求めた岐阜団扇を
送ってくれました。
今、わが家のリビングには住井君の岐阜団扇が飾ってあります。

そのつややかな赤色がなんとも美しい団扇です。

住井富次郎商店
(岐阜市湊町46番地)







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2007年06月01日 | Weblog
岐阜団扇に描かれた鵜飼の様子。
アップでどうぞ。
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あ、わたしの娯楽が帰ってきた

2007年06月01日 | Weblog
「おかえり!」と叫びながら、あ、わたしの娯楽が帰ってきたと、思う。

なにが娯楽?
誰が帰ってきたのかと言うと、それは娘さん。
これは山本ふみこさんのエッセイの一部分なのだが、
ここを読んで、私は
あ~ふみこさん!と思った。
この感覚、なんて素敵なのだろう。

そしてこうも続く。


こんな感じ方は、たぶん、親としてどうか、という話だろうけど、
 ほっといてください。
 知らず知らずそう思ってしまうのだし。
 末の子どもが小学二年生で、まだぷよっとしたところのある子どもだから娯楽か、
 というと、そんなことはない。
 二十歳になったうえの子どもも、十八歳直前のまんなかの子どもも、
 わたしには娯楽だ。
 そうなるはずだと考えて生んだわけではなく、ただ生んだのだけど、
 娯楽だと気づいたあとは、気が楽になった。
 子どもたちのためにしてやっていたつもりの事々が、
 なんだか、みんあ娯楽に思えてきて。

ふみこさんのエッセイにはいつも心わしづかみ状態にされます。
今回もそうとうつかまれています。
嬉しいなぁ。

はてさて、わたしの娯楽はまだ、夢の中です。
そろそろ起きてくる時間かしらん。

 『子どもと一緒に家のこと。 おてつだい12ヵ月」
山本ふみこ著 ポプラ社

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日本一多くの木を植えた男

2007年06月01日 | Weblog
最近、私の中ではどうにも気になる人の一人です。

日本一多くの木を植えた男!
宮脇昭さん。

ものすごい力の眼で
「あなたも木を植えましょう」と言われて
(あっ、ブラウン管を通してですが…)
思わず、彼の顔を見入ってしまった。
そしてすぐさま本屋へ駆けつけ、手に入れたこの一冊。
見れば、二年前のNHKテレビの教材なのですが、
これはなにか呼ばれていると思った。
はい、いつものあれです。

ちょっと宮脇さんに入門してみようかなぁと思う今日この頃。
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情報交換

2007年06月01日 | Weblog
この四月に花見に出かけた姫路城。
その帰り道に車の中から見かけて、「あ~おいしそう!」と素通りした
手打ちうどんの店!
その「丸亀うどん」がとうとう私の住む街にもオープンしました。

さっそく家族揃って出かけたのです。
そのおいしいこと!
倉敷にあるぶっかけうどんの「ふるいち」が一番かなぁ~と
私の中では思っていましたが、ここも同じくらいに美味しかったです。
しかも安い!


案の定と言うか、またたくそこは人気店となり、
食事時になると、週末はそこいらあたり一体の道を大渋滞を引き起こし、
平日も昼時は駐車場が満車状態。

しかし、お客さんの回転が速いので、食事時をはずすとあれ?と思うくらい
店内はガランガラン。
もちろん、私はガランガランを狙います。

そうそう、先日、おいしいうどん店の情報交換をしました。
教えていただいたのは駅前にある老舗うどん屋さん。
こちらは珍しくオットと二人で行って来ました。
使い込まれたテーブルや柱がいい感じのお店。

私はぶっかけの温かいのを頼みました。
「う~ん、美味しい」
一気に食べきり、うどんを1.5倍にするべきだったと思ったほど。
オットのざるうどんも見るからに美味しそう。
うどんがつやつや光っているのです。
これは近いうち、娘も連れてこなければと思いました。

美味しいもの情報交換!
またよろしくお願いします。

photo ぶっかけうどん、あたたかいの


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