50点で膝にのってくる

５０点！
娘の算数のテストの点だ。

その日は４枚帰ってきて、
ほかのは１００点とか９０点だったので、
娘としては納得だったらしいが、
なにしろ算数は５０点！

小学校から帰宅してきた娘は、リビングのテーブルにランドセルを置くなり、
いきなり私の膝にのってきて
「おこらんでね」と言う。

「ママがテストの点でおこったことがある？」

確かにそうだ！という顔をして
娘が私の膝からすぐ飛んでいった。

そうなのだ。
私はあまり娘のテストの点が気にならないのだ。
まったくではないが、あまり。
どうのこうの言っても仕方がないのは
私の経験上、よく分っていることなので。

勉強は自分でやる気にならないと力にはならないし、
それにテストの点であれこれ言うよりは
私なら一緒に娘と歌を歌いたい。

そんなこんなで、先日の夜も
寝る間際になって娘が音楽の教科書、それも二冊も持ってきて、
歌おうと誘う。
「寝る、寝る、寝る時間」と言いつつ、
一緒に歌ってしまう私。
気づくとまた午後１０時前。
「明日はプールがあるんだから、さぁ、寝る、寝る」

それから、あわてて電気を消したのでした。

もくれんの香り

夏至の夜はあいにくの雨模様。
「地球温暖化」をみんなで防ごうと企画されたキャンドルナイトのイベントが
街のあちこちで開催されたようですが、
わが家はうちでキャンドルナイトをすることにしました。

先日入手した豪快な号外を見ると、

２００７／０６／２２　ＰＭ８：００～１０；００はキャンドルナイトです。
電気を消し、ろうそくを灯して、この号外を読みながら未来のことを考えよう！

と書いてありました。

家中のろうそうく集めて、
そうあの去年友達からプレゼントされてあまりのかわいさにもったいなくって
灯せなかったフラワーキャンドルにも火を灯しました。
ほのかのもくれんの香り！
炎もひときわ高く優雅でした。

「キャンドルナイトだから」

料理を運びながら娘が一言。
「今夜は豪勢だねぇ」
すかさず「キャンドルナイトだから」


まぁ、いつもと比べて刺身の盛り合わせととクラッカー＆カマンベールが増えたくらいですが…。