マドレーヌの日々

今日も一日にっこりね。

佐藤愛子さんの最新短編集

2009年08月31日 | TRCブックポータル & honto
これが最後の作品集かもと言われている短編集です。
『院長の恋』。
先日、佐藤愛子さんのインタビューをテレビで見て、読みたくなりました。
85歳とは思えないエネルギッシュな佐藤さん、
小説は実直な生き方をする人々の泣き笑いを佐藤さんならではのユーモアですくい取り、
しみじみとした気持ちになるものが多かったです。
短編の長さで、ぐぐっと心をつかまれるあの心地よさ。
余韻を残す終わり方は、さすがとうなりました。

これまでの人生を「艱難辛苦」の連続とおっしゃる佐藤さん、
彼女の座右の銘がすこぶる良かった。

  人生は
  美しいことだけ
  憶えておけばいい

佐藤愛子さん著『院長の恋』(文藝春秋)の書評をオンライン書店ビーケーワンで投稿しています。
良かったらご覧くださいね。

昨夜のこと、パソコンに向かって書評を投稿しながらも、選挙結果が気になって仕方ありませんでした。
政権交代…歴史に残る一日でしたね。



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『想い出のブックカフェ』を読んで…

2009年08月30日 | TRCブックポータル & honto
背表紙にピンときて図書館で借りた一冊、です。
慶應義塾大学の巽教授の書評集!
アメリカ文学専攻の教授だけに、アメリカ文学がたくさん紹介してありました。
それれよりなによりブックカフェに行きたくなる~、読んでるとそわそわします、なんだか…。

オンライン書店ビーケーワンで書評を投稿しています。
良かったら、ご覧くださいね。
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夏の終わりに聞きたい曲

2009年08月29日 | 注目話題!
キッチンの炊飯器の横に置いているラジオから、流れている曲…。
昨日はFMで「夏の終わりに聞きたい曲」特集をしていた。
で、ダントツ一位はサザンの「TUNAMI」。
やっぱりなぁ~と思いつつ、聞く。
こんにゃくを入れたきんぴらごぼうを作りながら…。

そう夏の終わりと言えば、今から四年前の今ごろは名古屋にいました。
そう、あの灼熱の名古屋で行われた大イベント!
愛・地球博です。
四年前というのがピンとこない。なんだかはるか昔のようです。
春休みも行って、夏休みも行ったので、トータルすれば、パスポートを買ったほうが良かったかもしれないくらい、でした。

当時は小学三年生だったムスメ、日立のパビリオンにどうしても入りたいと、
七時間近く並びました。ひたすら待つだけの時間、さぁ次は乗れると思った時の嬉しさは忘れられません。
で、パビリオンの内容はあまり覚えてないのですよ。
遊園地の汽車 みたいなのにのって…。そうそうスクリーンでカメに会ったのは覚えています。
え?違うかな?
今でも七時間並んだことは家族の中ではひとつばなしになっています。

私もあの大阪の万国博覧会(名前もすごいですねぇ)に行った時は、小学二年生でした。
だから今でも小学二年生の夏は覚えています。
ムスメにとっても小学三年生の夏は大人になっても覚えている夏になるのでしょうね、きっと。
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田辺聖子さんの全集、まず一巻目から…

2009年08月28日 | TRCブックポータル & honto


田辺聖子さんの全集を読み始めました。
全24巻の一巻目から…。

『私の大阪八景』と『しんこ細工の猿と雉』の二作です。
オンライン書店ビーケーワンで書評を投稿しています。
良かったら、ご覧くださいね。
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夏の最後の映画は…『それでも恋するバルセロナ』

2009年08月27日 | 映画
八月になって、ようやく映画を見に行ってきました。
かねてから気になっていた『それでも恋するバルセロナ」。
少しネタばれあり!これからご覧になる方は読まれないほうが良いかもしれません。

スペインはバルセロナを舞台に、
一人の画家をとりまく、三人の美女!
夏のバカンスから始まるラブコメディ、でした。
それにしても美女に取り囲まれた画家のセクシィ~なこと。
まさにスペイン・ダイナマイト級
そのタイプは大いに好みに分かれるところでしょうが、
女性の対応の仕方はうまいなぁ~と感心することしきり、でした。

三人の美女のタイプはと言えば
奔放なあけっぴろげの自由人と
婚約者のいる理性的な慎重派と
そして 画家の元妻であり画家でもある激情派…。
そもそもはアメリカからひと夏のバカンスに出かけた親友二人。自由人と慎重派、互いにタイプは違えど妙に気が合う。
その二人があるパーティで出かけて…。
その人間模様は華々しく、激しく、そして甘美で、ときに理解不能の発言行動もありましたが、
バルセロナならありなのかなぁ~なんて思わせるミラクルだらけでした。

それにしても登場する男性のタイプがあまりに違うのも見どころかも。
画家の対極にいる慎重派の婚約者、そして画家の父親、ファッションもしゃべり方も、立ち居振る舞いも。

随所で流れるあの♪バルセロナ~♪の曲が、映画を観終わったあとも、頭の中を流れていました。バルセロナ観光気分かな?
そうそう、まるで夢の中の世界、って感じ。
それだけに、ピストルの音で、現実に引き戻された感がありました。
夏の最後に見る一本としては最適かもしれませんねぇ~。
ワインを片手の食事シーンが多くて、こちらも魅力的でした。
特に野外にテーブルを出して食べるシーン、良かったなぁ。(人間関係は複雑そうでしたが…)
脚本・監督はウディ・アレンでした。
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お父さんが大好きだった頃

2009年08月27日 | ほのぼの・ほんわか
選挙活動が日々ヒートアップしていますね。
この間も、午前八時が過ぎたと思ったら、突然、選挙の宣伝カーがまくしたてるようにアピールをし始めたので、
びっくりしました。

ところで、はるか昔の話です。
今となってはほんとうに笑い話ですが、
私は本気で、父が選挙に出れば当選すると思っていました。
で、「お父さんも選挙に出ればいいのに、絶対当選するよ」と、ひとしきり父に言ってたことがありました。
父はまんざらでもないというか、嬉しそうな顔をしていたのを思い出します。
私が幼稚園か小学生の低学年の頃だったと思います。
あの本気の根拠はなんでしょうか?
つくづくお父さんが大好きだった頃の話だなぁと懐かしい気持ちでいっぱいです。
高校生の頃は、それなりに父に反抗した時期もありましたが、
社会人となってからはやはり趣味の世界が同じ方向だったためか、
あれこれ話したことが懐かしいです。

地方公務員だった父の生活。
仕事は定時で終わっていただろうに、それからの趣味活動が忙しいようで
映画に、随筆に、古本に、野球に…と楽しんでいたのが思い出されます。
今思い出してもうらやましいと思ったのは、映画の雑誌にあれこれ投稿していて、
映画館フリーパス(三ヶ月くらい?)をもらい、嬉々として映画に通っていた父の姿。
きっと今は天国の映画館で映画見放題なのでしょうねぇ~。
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赤瀬川原平さん!

2009年08月27日 | TRCブックポータル & honto
『全面自供!』を読みました。
赤瀬川原平さんの幼少時代から、これまでの全面自供です!
これまで、点と点が線でつながったような、そんな感じがした一冊でした。
面白いのなんの!
これからしばらく原平さんワールドにはまりそうです。

『全面自供!』の書評をオンライン書店ビーケーワンに投稿しています。
良かったらご覧くださいね。
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「時間がないな」

2009年08月26日 | 注目話題!
『明日の広告』を書かれたさとなおさん。
彼が毎日更新するサイトの日記には、本当に影響を受ける。
今朝もそう。

今朝のテーマは子どもを一人前の大人にするとは?
さとなおさんは「日本がどうなってもサバイバル出来る人間」に育てることが
求められているのではと言われている。

具体的には、日本人としての基礎素養、それは自国の歴史であったり、文化であったり、宗教、芸術を身につけること。
それから基本スキルとしての英語を身につけること。
ネット・リテラシーを身につけること。

さとなおさんには中三の娘さんがいらっしゃる。
高校卒業までの約3年半で、娘とともになにができるか優先順位を決めていこうと書かれていました。
「時間がないな」さとなおさんの一言が鋭く響きました。

詳しくは、さとなおさんのサイトをぜひ読んでみてください。
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「コーヒーをどうぞ」

2009年08月25日 | 注目話題!


昨日の整形外科の帰り、近所のパン屋さんへ寄って帰りました。

実はこの店、最近店頭でコーヒーのサービスを始めたと聞いていたのです。
情報源はこれまた近所の床屋さん。
私は二カ月に一回くらい、ここに通っているのです。
お願いするのは顔そり。
毎回担当してくれるのは、まだ保育園児のいる若いママさん。
たぶんこの床屋さんの三代目?か四代目?
まるで「ALWAYS3丁目の夕日
」に登場するようななんとも趣のある店舗でくるくると働いています。

で、毎回、彼女とはいつも近所の口コミグルメ情報で大いに盛り上がるのです。
それでコーヒーサービスのことを聞いていたので、これはもう寄るしかありません。
まだランチタイムには時間があったので、お客さんは私一人。
ゆっくりとパンを選ぶことができました。
で、コーヒーは??と探してみると、ありました。
レジ横に「コーヒーをどうぞ」と手描きの張り紙。その横には紙コップにコーヒーがなみなみついてあります。
あわあわのクリームもたっぷり。
サンドイッチやそのパン屋さんの名物たまごパンをレジに持っていき、支払いを済ませてから、コーヒーをレジ前でぐいと立ち飲みしました。

飲みながら、改めて棚を見ていると、
梅入りポテトサラダに目がとまる。
「これって梅干しが入っているんですか?」と思わず聞いてみる。
「そうなんですよ」とお店の人はにっこり。
思わず味を想像しながらも、「これも買います」とさらにサラダまで買ってしまいました。味は想像通り、美味でした。
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雑誌「アエラ」まとめ読み!

2009年08月24日 | 注目話題!
「アエラ」って面白いですね。
勝間さんのインタビュー連載もあるのですね。
林真理子さんのインタビューがあって、そこはじっくりじっくり読みました。
なんだかんだ言っても、林真理子さんって、注目の人ですね。
私にとってはあこがれの一人でもあります。

で、まとめ読みしたのは、なんと整形外科の待合室!
な、な、なんと昨日の夕方、自宅の廊下でつまづいて、左足の中指をぐきっ~としてしまったのですよ。
夕方、ムスメがお友だち三人を連れて帰宅。前々からの約束でうちで遊ぶのをそれは楽しみにしていたようなのです。
そろそろ来るころかな~と待っていたら、ピンポーンと鳴ったので、
あわてて長くもない廊下をスリッパはいて、小走りしたところ…。
なんという情けなさ…。
ムスメとお友だちの手前、痛くない顔して出迎えました。

しかし、じんわり痛くなってくる左足中指!
どのみち日曜の午後なので、病院へは行けませんが(急患でもないので)、
一晩経ってみたところ、左足中指にはどす赤い輪っかが出現…。
あれこれネットで調べてみたものの(病院嫌い)、観念して近所の整形外科へ行ってきました。

結果的には、レントゲンを撮っても骨折とは認められず、院長先生曰く「四、五日で治るでしょう」とのこと。
指専用の湿布を看護婦さんに貼ってもらい、一件落着となりました。

それにしても、自宅廊下でつまづくなんて…。
いままで私の身体を無事に支え続けてくれていた足指に、感謝ですねぇ。

そうそう、病院へ行く前には。はげかかったペデュキアを取り、爪を整え、無印良品のフットクリームを塗って出かけたのですよ。
これからはフットケアも念入りにしよ~っと。
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『野菜をたっぷりびんづめに。』と『パリのおばあさんの物語』

2009年08月23日 | TRCブックポータル & honto
やっと本腰入れて夏休みの宿題を始めたムスメの気配を背中に、
パソコンに向かい、書評投稿をしました。
昨日は二冊!

夏はいっそう美味しそうなびんづめアイデア満載の『野菜をたっぷりびんづめに』(石澤清美さん著)と
女優岸惠子さん初の翻訳絵本『パリのおばあさんの物語』の二冊です。

オンライン書店ビーケーワンの新着書評を良かったらご覧くださいね。

photo 今朝の青い花
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「いつ頃帰ってくる?」「わからんよ~」

2009年08月23日 | ムスメのはなし
これが夏休みに入ってからの、私とムスメの朝の会話。
中学生初めての夏休み、初日から、ほとんど毎日のようにバスケットボールのクラブ活動のため、中学校に出かける。
で、一応、練習日程は午前中のみなのだが、午後一時前に帰ったためしがない。
遅い時など三時を過ぎる。
一体、弁当持参でもないのに、どうしてこんなに遅い…。
お腹がすくだろうに…。

やきもきする自分。
中学生の母になってまだ数カ月なので、まだまだ慣れてない。
しかし、やきもきする自分を客観的に見て、これではいけないよな~と思う。

久しぶりに会った友だちに聞けば、
一人娘が中学校になってから、仕事を始めたという。
その娘さんもいまや大学二年生!
一応通える範囲の大学だったので、一年生は自宅通学で頑張ったが、
二年からは一人暮らしがしたいと家を出ていたそうだ。

で、これまでにも増して読書強化をすることにした。
先日、図書館の棚で見つけた、田辺聖子さんの全集24巻!
たちまちこれにチャレンジしてみます。
いざ!田辺さんワールドへ。

おまけ 久しぶりに会った友だちというのは、学生時代の友だち。
なんと共通の友人が演歌歌手となり、そのディナーショーへ出かけたのだ。
しみじみ、「人生いろいろだよねぇ~」と語り合う。
折り返し地点はとうに過ぎたような、そうでもないような…微妙な年齢。
先日図書館で借りた『幸せになっちゃ、おしまい』(平安寿子さん著)をパラパラとめくりながら、
彼女が本の中で薦めていた『47歳の私に起こったこと』と『あなたがパラダイス』は
ぜひとも今の私が読まなくては…と、さっそく図書館で予約をする。
図書館通いの日々が続きそうです。


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長野へ

2009年08月22日 | おでかけ
この夏ほど、長野へ行きたい~と思った年はありません。
本の大イベント「高遠本の街」のブックフェスティバルが8月末の週末にあるのです。
本の町を目指している長野県は伊那市の高遠町!
ここで町あげてのブックフェスティバルが行われるのですよ。

夏の長野と言えば、学生時代のクラブ合宿で毎年出かけていました。
冬ではスキーで人気!しかし夏はひたすら暑くて、合宿村のようだった戸狩という小さな町(村?)でした。
お楽しみは千曲川での水遊び(!!)なんとも素朴。
合宿の最後の最後は終わりなき打ち上げ会でしたっけ。
もぎたての胡瓜のおいしさや練習場所に使ったお寺のお堂が懐かしいです。

えっ?なんのクラブの合宿?
体育系文化クラブの混声合唱です。
一日約六時間以上は歌っていました。
今じゃ考えられないくらいの真剣さですね。
当時はクラブの部員数も多く、40人数人はいましたね~。
私が三年の時に会計をしていたのですが、そのとき集めた合宿費用全額を持ち歩くのがスリリングでした。
100万円近くの現金、初めて持ち歩いたんですからねぇ。
今ではきっと振り込みなんかで済ませるのでしょうが、しっかり現金で支払っておりました。

長野、いえ長野近辺にお住まいの方、
このブックフェスティバルに行かれたら、その様子をぜひお聞かせくださいね。
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週刊ブックレビューで知った一冊!

2009年08月22日 | TRCブックポータル & honto
『おじいさんのちず』という絵本を読みました。
戦争で住むところを失いあちこち親子三人で移り住む中、成長した少年の話です。
心の豊かさとはこういうものなのか…としみじみ感じ入りました。

NHK放送の「週刊ブックレビュー」はお気に入りの番組です。
放送を見ながらも、読みたい本が紹介されると、すぐさま図書館でネット検索をして予約します。
なにしろネット検索は一時間の差でもずいぶん予約の数が違いますから。
そうそう、昨日図書館へ行ったら、
本の寄贈を呼びかけていました。
特に予約が多くついている本が一覧で紹介してありましたが、
もちろんそのなかには村上春樹さんの『1Q84』はありましたよ。

『おとうさんのちず』はオンライン書店ビーケーワンで書評を投稿しています。
良かったら、ご覧くださいね。
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『初女さんのお料理』

2009年08月20日 | TRCブックポータル & honto
先日、図書館に行って、久しぶりに10冊借りました。
その中の一冊です。
『初女さんのお料理 』( 佐藤 初女さん著 ・ 主婦の友社

初女さんと言えば、美味しそうなおむすび!
黒々とした海苔がまかれた、あの楕円形のおむすび!
まずこの本を手に取られたら、46ページを開いて見ていただきたい。竹ざるのうえに白いタオル、その上におむすびが六個。

この続きは…。
オンライン書店ビーケーワンの投稿書評をご覧くださいね。

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