本とおのみち、
こんなすてきなコラボ!
文学の街・尾道に、瀬戸内エリアの個性派本屋が一堂に会するブックイベント、ですよ。
つい先日、ムスメと出かけたばかりですが、またまた尾道へ。
やはり私にとっては特別な一箱古本市!
以前、何度かご一緒したことのある方も出店。
お久しぶりが嬉しいです。
駅前のうららマルシェで、いちじくサワーとみかんを買って、いざ「本とまちめぐり」。
まずは尾道渡船から船に乗って、向島へ。
船を待っている間、自転車に乗った地元のおばちゃんから向島情報をゲット。
目指す場所は「歩いて10分くらいよ」との事。
別れぎわに「本が好きな人なら知ってるかもしれないけど、
この間、山口にある金子みすず記念館に出かけて、とても良かったよ。」と笑顔でにっこり言われ、
自転車をさっそうと漕いで行かれました。
なんともいい感じの店構え。
そして、お目当の私設図書館「さんさん舎」へたどり着くものの、店に鍵がかかっており、
途方に暮れていると、道の向こうから声をかけてくれる人あり。
アトリエ・キッチン「ノームス」さんです。
聞けば、「さんさん舎」と関わりがあり、
なんとクラリネット奏者をしている方。
店内には音楽にまつわる本をセレクト、CDも。
そこで、チーズケーキとコーヒーを食べながら、クラリネット演奏活動のお話を聞きながら、
古本屋さんで演奏をしたこともあると聞き、さらには京都の古書善行堂の話題が飛び出して!!!
えっ、ここでこんな風に繋がるなんて。本のご縁、素晴らしい。
そうこうするうちに、「さんさん舎」さんもオープンして、念願かなって店内へ。
二階へ案内してもらったり、お店の本の話とか、集まってくる人たちの話を伺う。
「さんさん舎」さんの本棚、
私の好きな本がたくさん並んでいて、うれしかった。特に「タラブックス」。
ここで再会できるなんて!
帰りの船に乗る前に、
前に登ったことのある小山へ。
ここから見渡す尾道、またすてきなんですよ。
船の中にも「本とおのみち」!
船内ベンチに3分の旅のお供になる本がセレクトされてました。
船を降りたら、商店街へ。
あちこちに「本とおのみち」ポスターが!
商店街から、やはり足は艮神社へと。
そこからまたテクテク歩き、いったん下道に戻って、また線路を渡って、山側へ。
途中、紅葉の美しさに立ち止まりながら、
小さな花に呼び止められながら、
お寺の掲示板にはたと足を止めて、
あまりの坂道のキツさに、空を見上げて、
ようやく、お目当の場所に到着!
ネコノテパン工場隣のあきち公園。
ここで「ご近所古本市」が開催と紹介されていたのです。
しかし、あきち公園は空っぽでした。
ネコノテパン工場の横の壁には「本とおのみち」のポスターが!
店の前の猫を見ていたら、そばの階段に本が入ったボックスが一つ。
ぽんと置かれてました。
一冊、一冊見てたら、「ご近所古本市」で出店していた箱らしく、
「良かったら、どうぞ」と声をかけられて、その中から1冊買いました。
「本とおのみち」で出合った本たちはこちら!
濃い1日でした。
「本とおのみち」大満喫でした。
本も、人も、一期一会。
今日の日は忘れられないな、きっと。
最後まで読んでくださって、ありがとう。