お裁縫が得意なメンドリの話を探していました。
ひょんなことから聞かれたのです。
小さい頃にこんな絵本を読んだのだけど、知ってる?って
お裁縫の得意なメンドリが、子どもをなにか(オオカミ?)に食べられたけれど、
お腹を切って、子どもを助け出し、お腹も綺麗に縫ってあげました話。
「オオカミと七匹の子山羊」に似てますが、メンドリで、しかもお裁縫が得意なメンドリ。
私は心当たりがなく、調べてもわかりませんでした。
それで、あちこち声をかけ、聞いてみたところ、
この本を教えてもらいました。
東京子ども図書館から出されている
愛蔵版おはなしのろうそくシリーズの中の一冊。
『ヴァイノと白鳥ひめ』(東京子ども図書館-編)
11つのお話が紹介されていて、そのうちの一つでした
「オンドリとネズミと小さい赤いメンドリ」(イギリスの昔話)です。
この小さい赤いメンドリが裁縫上手でした。
オンドリとキツネとメンドリは近所に住むキツネに捕まえられて袋の中に入れられてしまうのですが、
賢いメンドリのおかげで、無事助かってよかったねというストーリー。
こちらもすてきなお話でした。
実はオンドリとネズミは不平不満ばかり言ってるちょっと困った二人組なのですが、
一緒に暮らしているメンドリがほんと賢いだけでなく、優しいうえに、しかも働きもの!
で、オンドリもネズミもキツネに捕まえられてから、これまでの自分を大反省することになります。
まぁ、当然ですが…。
そんな二人組をメンドリは優しく諭すのです。
「心をいれかえるのに、おそいってことはないのよ。
あまりがっかりしないで。」
く~すてきすぎる。
ひょんなことから、出合ったこのお話。
私はずっと忘れないし、
たくさんの人に「こんなすてきな話があるよ」と伝えていきたいです。
教えてくれたSさんに、感謝です。
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ネット書店「honto」みんなのレビューです。
991冊目!
ペンネームは佐々木なおこ、です。
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そうして、読んでみて、良かったなぁと思ったら、
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