お国ことば

週末に見た映画「ＡＬＷＡＹＳ　三丁目」を見て以来、
私と娘は東北弁を時おり交えて話す。
東北弁が使いたくて、仕方がないのだ。
と言っても、東北弁はあまり聞いたことがないので、
東北の方が聞かれたら、めちゃくちゃかもしれない。
と言うか、きっとそうだ。

「はんずめましてぇ」
集団就職で東京に出てきた六子ちゃんがとても好感が持てて、ファンになった。
東京にいるからと、東北弁を標準語を懸命に直そうとする六子ちゃんに
タバコ屋のおばちゃんがお国の言葉は大事にしてねと声をかける。
本当にそう思う。
言葉は大切だ。
特に生まれ育った言葉は大切だと思う。

私は広島生まれの広島育ちだから、その後は日本各地を点々と移り住んでも
ベースは広島弁。
自分では標準語のつもりでも、しっかり広島弁になっているそうだ。
それはそれで、私らしくていいかなぁと思っている。

しかし、いろんな場所に住んだら、その言葉でしゃべりたいなぁとも思う。
そして、いろんな方言を聞くと、その方言を使ってみたくなる。

現に、今はＮＨＫの朝ドラ「風のハルカ」を見ていて
今回は九州の湯布院が舞台で、ドラマ中に九州弁が飛び交っているので、
「～ち」というしゃべり方に憧れている。

言葉って不思議だ。
言葉って奥が深いなぁ～と思う。
特に最近、よく詩をよんでいるので、よけいにそう感じるのかもしれない。

そういえば、沖縄の言葉ってどんなのだろうか？
沖縄へは行きたい、行きたいと思いつつ、言葉のことは考えてなかったなぁ。

焼き鳥屋さんの弾き語り

午後から、用事をぱぱっと済ませようと、
ちょっと遠くのスーパーまで車を走らせると、
スーパーの駐車場に焼き鳥屋の車がとまっていた。
何回か見かけたことがある。
焼き鳥販売車とでも言うのかな？
車が店舗になっている。
焼き鳥の香ばしい匂いに誘われて、チラッと車を横目で見ながらも、
そそくさとスーパーの中へ。
確か焼き鳥屋の前には自転車に乗った男が一人…。

帰り際にその前を通ると、まださっきの自転車男がいた。
ギターの音…。
えっ？
もしかして焼き鳥屋さんがギターを弾いてる？
しばらくしてから、自転車男が一人拍手。

なんともすごいステージ。
たった一人の観客のためにギターを弾く焼き鳥屋さん。

いえ、しっかり私もギターを楽しませていただきました。
昼下がりの小さなステージに出くわして、なんだか嬉しい気持ち

トリノ時間

トリノオリンピックが始まり、日本とトリノの二本立ての生活が始まった。
いつも「今、トリノは何時だっけ？」と気になる。
そこで、一つの時計をトリノ時間に直した。

しかし、考えが甘かった。
その時計は電波時計だったのだ。
知らぬ間に、ピピピと日本時間に勝手に戻っていたのだ。
むむむ。
これは時計を変えなくては…。
私はかなり昔に父がくれた時計を取り出し、
トリノ時間に設定した。

時差は八時間。
気持ちは日本とトリノを飛ぶ、飛ぶ。

お楽しみの女子フィギュアスケートも始まる。
できるならリアルタイムで見て、日本から応援したい。

さくらんぼならぬ、あざみ

初挑戦のさくらんぼ寿司。
ネットで検索して、レシピを入手。
これは材料が簡単に揃う。
海苔、寿司飯、あとはでんぷと、ほうれん草があればいい。

苦心の末巻いた結果、出来上がりは
さくらんぼ寿司と言うよりも
あざみ寿司。


でんぷはいつも市販品を使っているが、
やはり着色料が気になる。
こちらも強化月間中には手作りにチャレンジしてみようと
心に決める。