ゆっくりかえろう

散歩と料理

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鯖もイタリアン

2012-07-13 | ランチ

 いつものように 鯖もイタリアンでやってみた
 オリーブオイルにみじん切りにんにくを入れ
 低温で温めてから 泡が出てきてそおっとにんにくが焼けてきたら
 鯖も入れて蓋をしてじっくり温めます
 焼くというより鯖の体から水分をひきだし その水分と鯖自身の体内の脂で
 焼くという感じ こうすると生臭くなく しかもぱりっと焼けます
 そのためには 最初は神経質なくらい とろ火ひたすらとろ火
 最初が肝心なのです 水分が出始めたらしめたもの。
 蓋は被せたままで 香ばしい匂いがしてきたら あと一押し
 
 充分水分が出て 鯖が焼けてきたら香ばしい匂いが出てサインをくれますから
 そうなれば火を中火にして ホールトマトの汁をすこし入れて 煮込みます。
 ここからは蓋を取って 煮汁をスプーンで鯖にかけながら 焼きます

 塩胡椒をして味をととのえたら出来上がり
 鯖だけでは塩気が足りないので キムチの素に鯖の身をつけて食べると
 ちょうど良い塩加減になりました

  
 


銘機礼讃 3

2012-07-13 | 読書

 田中長徳氏著
 あいかわらずのライカ大好きおじさんですが この本は
 ライカ以外のカメラもたくさんあって それなりの評価もされていて
 楽しめます(結局はライカ至上主義で落ち着くのですけど)

 写真家の仕事より カメラの随筆とか昔の話とかの時間が多いと思われ
 世の中には色々な人が居られるんだなーと感心します。
 年配者ですが立派なオタクですね(勿論 誉めているつもりです)

 文章はどこか味があって 独特でいい感じです 中身もいい
 昔話がまたいい味を出していて 思わず吹き出したり しんみりさせる力があります

 私の好きな話は 「東ベルリンの昔 ヴェラさんの愛機ヴェラ」というエピソード
 東ドイツのカメラ ヴェラ と同じく東ドイツの車 トラバントの話
 しんみりして 目頭が熱くなる名文です