ゆっくりかえろう

散歩と料理

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小泉八雲集

2015-10-31 | 読書

 ラフカディオ ハーン著 上田和夫訳  

ご存知第二大戦以前の日本在住で古き日本を深く愛し紹介した外国人作家の日本語訳 

内容は日本の古典に材をとった怪談 伝奇 エッセイなど。

これほど深く日本を理解し愛した外国人はいないでしょう。

伝奇などはなるべく元の話をいじらず、ありのままの形を残す精神が見えて この人の学者肌が感じられます。

お馴染みの耳なし芳一やむじななど オリジナルの素晴らしさに触れて感動します。

その姿勢には戦争前のおかしくなり始めた日本を嘆き 古きよき日本を残そうと奮闘するハーンの姿が浮かびます。

これは時代に立ち向かい 世相を嘆く 反戦作品でもあるのです。

私達の知らない日本の歴史がそこにあります。


女子用手巻き時計

2015-10-31 | その他

 カラー時計の初期のものと思われてます。

本格的なカラー時計は自動巻き時計からですがこれは比較的珍しいと思います。

軽くて快適 見やすくて よい時計です。

トモニーはセイコーのジュニアブランドで スクールタイムはシチズンだと思います。


国産女子用時計自動巻きクリスタルカットガラス

2015-10-30 | その他

 しっかりしています。

手巻き機構は省略されていますが カレンダー付きです。

実用は便利です。これだけの凝ったものは、もう作れないと思います。

今となっては自動巻きは重いし故障しがちだし手巻き時計の方が色々な面で有利です。

正確無比の便利さを追うならクォーツ時計を持てば良いのです。趣味の世界は深いです。好きなものしか理解出来ません。


きつねうどん

2015-10-30 | ランチ

 以前大阪のタヌキ蕎麦の事を書きました。

きつねうどんがあってきつね蕎麦がないのが何故かイラつきました。

そこで うどんに詳しいお年寄りに聞いてみました。

大阪にも昔はきつね蕎麦があったそうです。

何時からか 駅の立ち食いうどん屋あたりから たぬきの名称が始まったそうです。

多分注文したとき 聞き間違いが多かったからだそうです。 

 きつねと言えば伏見稲荷の京都が有名ですが 大阪だって安倍晴明様ゆかりの土地です。

晴明様のお母上は稲荷神の眷族狐です。

大阪にはいなり饅頭(揚げ饅頭) きつね丼(親子丼のきつね版)などあります。

大阪人はすぐ目先の新しいものに飛びついて 今までのものを簡単に捨ててしまうのです。

だからあんなに美味しい大阪うどんを捨てて 麺だけ讃岐うどんで つゆは関西風に替えてしまう無惨な愚を犯してしまうのです。

以前行ったうどん屋さんで メニューにたまごうどんというのを見つけましたが これでは月見なのか たまご綴じなのか分かりません。

そこは讃岐うどん系でしたが やはり底の浅さが目立ちます。


大阪限定うぐいすボール

2015-10-29 | ランチ

 大阪ではお馴染みのうぐいすボールというお菓子です。

駄菓子っぽいお茶請けかな。甘さ控えめで子供より年配者好みです。

何が珍しいかというと、普通は工場のパック品でしか売っていないものが ここ新大阪駅では できたてが味わえるのです。

この形何かに似ていませんか? 何かを連想しませんか 最大野党のロゴマークにそっくりでしょ。

実際 うぐいすボールの方が歴史があって 政党のマークが後なので 問題ないと思います。


るろうに剣心

2015-10-28 | その他

 恥ずかしながら、TV放送で始めてるろうに剣心をみました。

スケールの大きな殺陣で驚きました。

従来の殺陣は ところどころ相手の動きに待ちがあって 決めポーズみたいなのや 斬られ役の倒れる演技が入るのですが、この映画の殺陣はまるでカンフーアクションです。

飛んだり跳ねたり転がったり、刀を持ってこういう事をすると 自分の刀で自分を傷つけるのでやらないのです。

また剣心のチャンバラアクションは相手の懐に入らない、間合いは刀半分だけで 刀を振り回しながら、ひたすら相手を撫で切りしています。

私は変だなと思いました。これでは人は死なない。

剣心の剣法は わざと人を殺さない 動きを封じるのが目的の剣法であると聞いて 納得しました。

剣心が本当に相手を切る時は、ちゃんと相手の懐深く入り 抜き打ちを放っていたので 使い分けの見事さに感心しました。

血の出ないチャンバラは見ていて爽快です。

黒澤作品とは真逆のアクションは 新しい境地を開いて居ると思います。 

ハッとする程の美少女剣士は 存在感があって映画向きです。

素晴らしいのですが 滑舌を良くすればもっと良くなります。

 


タコ

2015-10-28 | ランチ

タコのお料理は少ないので レパートリーの一つに加えては如何でしょうか。ワインに合わすなら断然これです。

タコのガルシア風(多分)。ようするに タコのオリーブオイルあえです。

 あちらの宗旨では骨のない生き物は食べてはいけないという教えだと聞いたのですが スペイン人やイタリア人はタコが好きですよね。