ゆっくりかえろう

散歩と料理

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キムチカレー

2011-11-30 | ランチ

 めっきり寒くなりました
 先週引いた風邪が長引き 土日は一日いえですごしておりました
 家族みんなダウンです

 買い物にも行かず どうしたものかと思案しておりましたが 頂き物のキムチ鍋が
 ありましたので(新品) もうひとつの頂き物 筑前煮といっしょに
 即席カレーを作りました

 筑前煮には 竹の子 椎茸 人参 里芋 隠元 など具は豊富です
 キムチ鍋(液体)に筑前煮を投入 辛くなるのでカレー粉は粉のものを少しだけ入れて
 水を足して煮込みます とろみが足りないので 生のジャガイモの皮を剥き
 すりおろして溶かします
 こうするといいとろみがつきます
 キムチは福神漬けの代わりです  


牡蠣ときのこの煮物

2011-11-28 | ランチ

 昆布だし 醤油 みりん 酒のタレをやや多めに作り
 舞茸などのきのこ(エリンギやハタケシメジでもいい)を
 牡蠣と同じくらいの大きさに刻んで 3分くらい煮込みます

 牡蠣に片栗粉をまぶし ボウルに水を入れてそのまま振り洗いします
 片栗粉をまぶすのは 汚れがよく取れるから

 牡蠣をざるにとり 水気を切ったら きのこの入った鍋に入れ
 一緒に煮ます 
 あまり煮過ぎず蓋をして2分くらい加熱したら 火を止めて
 余熱で仕上げます

 かんきつ類を搾って出来上がり 

 タレは辛い目ではっきりした味に仕上げます


ちょぼやき

2011-11-27 | ランチ

 阪神百貨店地下スナックパークにある粉ものフード
 ちょぼ焼きとは たこ焼きやお好み焼きのルーツともいえるもの 
 全盛期は戦前だそうです

 古くからある下町には 昭和くらいまで残っていました
 私も一度だけ見たことがあるし 古都の友人も食べたことがあるといってました

 ただ それぞれモノが違っていて 焼き方や下地 器具や中身も
 少しずつ違うようです
 
 
 ちょぼやきの器具は 銅板の型でたこ焼きの焼き具より
 うんと浅いものにメリケン粉(だしいり)を張って焼きます

 上側はディンプルのない平らな鉄板で押さえ ディンプル面を焼いたら
  ひっくり返して反対面を焼いて 両面焼きするいわばたい焼き式

 本来は上面を焼かないか(固まるまでひたすら待つ) 上下2段重ねにした
 炭火床の真ん中に挟んで両面焼く器具を使います
 いわば和製オーブン

 ここのはオリジナルかもしれないです(よく出来ていますね)  

 具は刻んで味付けしたコンニャクや てんかす すじ肉 紅しょうがなどです
 私の知っているものは 沢庵の刻んだものと紅しょうがだけ
 いずれにしてもタコは使いません

 ここのちょぼ焼きはふわふわでしっとりしていました
 私が昔見たものは ぺらぺらでしっとりと柔らかく
 ディンプル模様のシート状のもの 繋がったもんじゃ焼きに似ています

 阪神スナックパークには一番人気のあのイカ焼き
 (イカ入りというか切りイカしか入らない粉モノ)がありますが
 どちらもいにしえの洋食やきの親戚で
 お好み焼きやたこ焼きの原型になったものと思われます

 味付けはソース系と醤油系を選べるようです

 ちょぼの語源は 小さな(鍋など)のつまみとかぼっち の意味らしいです

 
 追加
 骨董市でちょぼ焼きの焼き具を見つけました
 
 胴版にディンプルが押してあります
 持ち手は太い針金で簡単なものですが 使い込まれて
 黒光りしていて迫力があります
 実際に使われていたものでしょう

 ただ年配者に見てもらうと この人が昔見たものは
 もっと大きく この小さなものだと 子供のおやつか
 ちょっとした酒の肴に使うものだっただろうという返事
 これでは腹の足しにもならないですね

 やはり阪神デパートのスナックパークのもの(イカ焼きくらいある)
 のほうが昔のサイズに近いようです
 
 
 


エビとトマトとアボガドのサラダ

2011-11-26 | ランチ

 エビは3分ほど塩水で下茹でしてあげて置きます
 トマトはざく切り アボガドも同じくらいの大きさにきり レモン果汁をかけておきます
 国産レモンもくし切り

 マヨネーズ レモン果汁 砂糖 粒胡椒  粒マスタードを混ぜて
 サラダにかけます
 (残念ながらその場に粒マスタードがなかったので かかってませんが
 食べるときにまにあったので使いました)


かやくごはん

2011-11-25 | ランチ

 先日、大阪でかやくごはんを食べてきました
 かやくごはんとは たきこみごはんのことで 漢字では「加薬ご飯」と書きます
 加薬とは 漢方薬から来た言葉のようで 主剤の効き目を助ける助材の意味が
 あるそうです
 転じて料理の薬味の意味でもつかいます

 ここのかやくごはんは よそと違ってすごく滑らかで上品でした
 炊き込みご飯というと 家庭料理っぽい懐かしさがありますが やや田舎っぽい
 というか すこし垢抜けないイメージを私はもっていましたが ここのは随分違って
 都会的でした
 家庭のものと違うのは具材がとても細かく切ってあることでした
 
 そこで家で同じようにまねてやってみました
 まず コンニャク 人参 油揚げ 牛蒡 しいたけを全部大きさをそろえるように
 みじん切りします  それに鶏ミンチをたして 鍋で煮ます
 味付けは醤油 みりん 酒です

 米は洗ってざるに上げ30分おきます
 水加減は醤油 だしを足していつもより少しだけ多目の量
 醤油の加減は 勘ですが やや薄いめの吸い物くらいの塩加減です
 そこへ水気を絞った具材をいれてご飯を炊きます

 出来上がりは・・・
 いつもの炊き込みご飯より 奥の深い上品な味に仕上がりました
 口にさわらない食べ易いご飯は 家族に好評でした


時短カレー

2011-11-24 | ランチ

 豚肉は薄切り 人参もタマネギも薄切り ジャガイモも小さめ
 全部をフライパンでしっかり炒めます
 チキンスープをたして そこへカレールウを溶かします
 フライパンの中で出来てしまうカレー
 ポイントは具をよく炒めること
 トッピングは茹でたクレソン

 少量作るのに適しています


竹久夢二展

2011-11-20 | さんぽ

 しっとりとした風情が感じられる美術展です
 夢二の作品を中心としたもので なんと個人コレクションなのだそうです

 さきの姫路の博物館の4大浮世絵展といい 個人コレクションも侮れないもの
 なのだと知らされます

 竹久夢二の美人画
 儚げだったり 華やかだったり ふわふわした柔らかく温かい風情が伝わってきて
 どこのマネでもない美しさを感じました
 はみ出すように掛け軸いっぱいに描かれた美人画は とても迫力があります
 その絵はシンプルながら 場面場面に詩が浮き出るように感じられます 
 

 於  京都国立近代美術館


牛蒡の豚肉巻き

2011-11-19 | ランチ

 牛蒡は皮をたわしでこすって半分ぐらいむき カットしてから
 水に放してあくを出します

 5分位したら取り出して 柔らかくゆでます
 ウチでは圧力鍋をつかいます

 牛蒡が冷めるまで放置したら 取り出して
 薄切りの豚肉で巻きます

 巻いたほうを下にして鍋にいれ あわせ調味料で煮ます
 あわせだしは 醤油 砂糖 酒 カツオだし 昆布だし 水です
 ひたひたにして アルミホイルで表面を覆い 落し蓋を乗せて
 中火よりやや弱いくらいの火加減で味が沁みるまで煮ます

 アルミホイルを使うのは落し蓋だけだと 煮汁がうまく周らないので
 ぴっちり覆うためです
 クッキングシートを使うのもいいですね

 今日は一緒に下煮をした大根と人参を炊きました
 味が沁みれば出来上がりです


寄せ鍋カレー

2011-11-18 | ランチ

 昨夜の夕飯は魚系の寄せ鍋でした
 美味しいエキスが出た残り鍋を利用しました

 鍋の残りは雑炊にしたり うどんを入れたりするお宅もあるそうで
 中にはそんなもの捨ててしまうよというところもあるかもしれません
 でもこの鍋物の残りはいい出しがでているので カレーにつかうと
 奥の深い味のものができます

 シーフード系なので 肉系と同じような味付けにしないほうが美味しいです
 今日の具は 昨日別にとっておいた 海老とホタテ(鮮度を保つ為下茹でしておく)
 です あとはタマネギの薄切り と薄切りの人参そして 鍋物をしたあとの
 エキス 鍋物の後の残り野菜は入れないほうがすっきりします
 いかにも昨日の残りものを そのまま使ったという感じがしないほうがいいです

 出しが足りなければ 和風だしのカツオだしか 或いは昆布茶を足します
 ジャガイモも入れないほうが 魚出しの風味を殺さないと思います
 生トマトを潰して入れると美味しいです
 ケチャップやソースは入れないほうが無難です

 カレールウも味を見ながら少なめに調整したほうが美味しいと思います

 最後に焼き万願寺唐辛子をトッピングしてできあがり

 いつものカレーと一味違うカレーを召し上がれ!