ゆっくりかえろう

散歩と料理

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いっちばん

2012-02-29 | 読書

 畠中恵氏著
 シリーズ第7冊目 若旦那の優しさがにじむいいお話

 兄  松の助さんの心配をしたり 出入りの岡っ引き日限の親分さん
 に知恵を貸したり 親友の栄吉さんの危機を救ったりと
 身体が弱いくせにすぐに人を助けにいき すぐ寝込んでしまう
 一太郎が面白おかしい人情話

 もちろん手足になって動くのはあやかし達です


壱銭洋食

2012-02-27 | ランチ

 一銭洋食とは 古いタイプのお好み焼きのルーツだそうで
 それを再現したらしいです
  
 ぱりっと焼いた粉もん生地のなかは 細かくして味付けしたこんにゃく
 牛肉 紅ショウガねぎ  たまご などが入っています
 それをソースで食べます
 なんともチープな食べ物ですが 当時の人には最新の”ハイカラ”な食べ物
 だったんだろうな・・と思います

 本物はもっとシンプルで 具もボリュームも少なかったでしょう
 一銭洋食・・・・どことなく照れたような響きがあって やさしいジャンクフードですが
 今ならなんていうでしょうかね 

 ワンコインランチ? ファストフード?てっぱんスナック?100円フレンチ?

 


手作りブックカバー

2012-02-26 | その他

 いい素材が手にはいったので ブックカバーを作りました
 型押しの厚紙を使います
 きれいな黄色い厚紙やコウゾ入りの運竜紙など A4紙を文庫本に合わせて 折ります

 四隅の四角い折り目をノリで貼って留めて出来上がり
 千代紙などで作ればもっと良いものができそうです
 材料費は 一つ数円から数十円くらいでできます


 紙の専門店 京都 楽紙館 


怪笑小説

2012-02-25 | 読書

 人気作家 東野圭吾氏著
 作者の小説は初めて読みますが 氏の原作のドラマや
 映画を見る限り 随分違う作風でおどろいています
 もはや器用というより 才能が豊かなんでしょう

 この短編集を読んで筒井康隆さんの作品を思い出しました
 ベトナム観光公社とか マグロマルとか ドタバタお笑いの味の
 中身がSFではないだけで テイストは同じようです

 大阪の作家さんらしい味があります


ながーいきつねうどん

2012-02-23 | ランチ

 京都では有名な麺どころ 最近支店を増やしています
 支店が増えていますがどこも丁寧な作り方なのか
 あくのない柔らかいつゆと はんなりとした麺はよくマッチして
 おいしい麺類を作り出しています

 ここはソバが主流の麺どころですが うどんもなかなか美味しいです
 つゆは甘さを抑えたあっさり系で 鉢のそこまで見えるような澄んだもの
 だしもでしゃばらず 上品なコクと香り 麺もほどほどに柔らかく
 だけどコシは失っていない

 麺は中太で角が立っています かなり長めの麺は うっかり何本か掴んで
 しまうと 端まで食べられず 途中で噛み切ることになってしまいます

 でもそれが心地よい刺激になります
 
 うどんの魅力はコシを楽しむものもありますが それだけではなく
 噛んで楽しむもの 上の歯にうどんを舌先で押しつけて
 さくっと噛み切る気持ちよさを味わう楽しみもあると思います

 赤ちゃんがうどんを食べるとき さくっと噛んでいるのを見て
 「美味しそう」と感じたことがあると思います

 私達の脳裏には 遠い記憶が残っています
 讃岐うどんがのど越しでうどんを味わうとしたら 京うどんは
 歯と舌と唇と上あごと鼻で うどんを味わう食べ物なのです

 冬の寒い日 熱々の京うどんに七味唐辛子をたっぷり振って
 ゆっくりすすりあげる贅沢は ちょっと堪らない魅力がありますよ


ちんぷんかん

2012-02-22 | 読書

 畠中恵氏著
 シリーズ第6冊目 日本橋の火事で若旦那は火事の煙を吸い込み
 あっけなく三途の河原をさまよいます
 今回もハラハラドキドキ でもきっちり笑わせます

 賽の河原に黄泉つひら坂が繋がっていたりと
 仏教と神道がごちゃ混ぜですが 面白いから細かいことは気になりません


セロリとアボガドのサラダ

2012-02-22 | ランチ

 アボガドや(大阪市北区中津)でレシピを教えて貰ったメニュー
 セロリはぶつ切りにして レンジで1分加熱して
 取り出して水分をふき取り ライムをたっぷり振りかけて
 しばらく置き アボガドを同じ大きさにカットして セロリと
 混ぜ合わせて出来上がり

 ライムがないときはレモン汁に砂糖を混ぜて作ります

 ご飯よりパンに合うメニュー


らあめん花月嵐

2012-02-21 | ランチ

 あらしげんこつらあめん醤油味 レギュラーメニューです
 フランチャイズのチェーン店
 スープや麺が多種類なので 本社からある程度作りこんだものを持ってきて 店舗で作る方式の麺店と思われ(想像です間違ってたらごめんなさい) あまり期待していなかったんですが
 予想に反しおいしかったです
 食品の保存や製造技術って ここまできているんですね
 最初テーブルに運ばれてきたとき あまりに早い出来上がりだったのでどうかなぁと思いましたが
 その匂いを嗅いで「ん これは好きな味だな」と思ってしまうほど いいにおいでした
 麺は細麺でコシがしっかりしていて やや柔らかめですが スープにはよく合います とんこつ醤油ベースに 野菜の甘みが生きて 丁寧にあくをとってあるのか
 こってりしているのにすっきりしています
 背油もたっぷりふっていますが いいものを使っているのか 脂っこくありません
 へー この値段でよくできるなあと感心してしまいました


食の細道

2012-02-19 | 読書

 酒井順子氏著
 食のエッセイ集 自虐的ネタもありますが
 より強く自分の主張をされています
 「都と京」の時と違い親しみ易い話題で、
 こちらのほうが伸び伸びとした感じ
 東女感がより強く出ています


ししゃもドッグ

2012-02-18 | ランチ

コミックモーニングのクッキングパパで サンマドッグを見ました
とても美味しいそうで 私もししゃもドッグを作りました

レンジで軽く加熱したネギ キャベツを食べやすい大きさにカットして オーブントースタで軽く焼いたパンにはさみ

焼いた子持ち ししゃもを乗せて チリソース ライム 胡椒 ニョクマムで味つけして 熱いうちにいただきます

画像はあんまり美味しそうに見えませんが ししゃもはバターのような脂が乗っていて
あまり魚っぽくなくけっこういけます


うそうそ

2012-02-17 | 読書

畠中恵氏著
しゃばけシリーズ第5冊は
若旦那が箱根へ湯治にでかけますが 人さらいにあい ドタバタ喜劇の大騒動

この人 よほどツイてないのか 行く先々でトラブルに巻き込まれます
いつもより倍死ぬようなめに遭ってハラハラドキドキ
いつもより倍心配してしまいます


季節限定大崎食堂

2012-02-16 | ランチ

 らあめん花月嵐の季節限定ラーメン
 喜多方ラーメンだそうです

 昔喜多方で食べたラーメンの記憶をたどりながら食べました
 レギュラーに続いて このラーメンもおいしかったです
 しっかり丁寧に作りこまれた とんこつ鶏がら煮干しなどの混合スープと
 ひらうちのやや加水の多いめんがよくあっていました

 前に食べた喜多方ラーメンとは違うものでしたが
 喜多方ラーメンだって いろいろあるし たまたま自分の食べたのとは違うのでしょう

 かなりレベルの高い おいしいラーメンでした

 世間ではもっと気を抜いた ぬるかったり粉っぽかったり 麺が
 のびてたりするものが 見られるなかで りっぱなもんです
 マニュアルどうり作っているとしても そのマニュアルを作った人はすごい人だと
 思います


ブロッコリーと芽キャベツのフキノトウみそ添え

2012-02-15 | ランチ

フキノトウは洗い外皮をとり 鍋にヒタヒタの量の酒で2分ほど煮て
赤味噌を入れて練っていきます

あまり堅くしないで ゆるいくらいで みりん少しと
ごま油少しをたらし混ぜて出来上がり
練り過ぎると苦味が出て美味しくない
茹で野菜を添えて

ブロッコリーの茎を縦割りにして茹でると アスパラに似て美味しい
茎は本来捨てるところではなく 可食部です
誰がここを捨てる部分だって言いはじめたんだろう

芽キャベツも今が旬ですね