ゆっくりかえろう

散歩と料理

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世界の旅猫105

2012-09-30 | 読書

新美敬子氏著
文庫本版動物写真集世界中(南米と中南部アフリカを除く)の猫を訪ね歩いて撮った写真集
猫達に 警戒の表情がみられず さすが動物写真家だと思いました。


スタジオのタレント猫と違い警戒心の強い大人の町猫を これだけ近接で しかも柔らかい表情で写真にとれるものではありません。


中でも飼い主と一緒に撮ったものはリラックスした、いい表情をしています。

作者は、猫と出会う旅が面白く 写真を撮り続け やがてそれが仕事になった幸せな人です。

写真の中の猫は「なあに?」「ん?」「暇です」「おやつちょうだい」
と話しかけてくるような表情に 思わず笑みがこぼれます。 -->


馬刺し

2012-09-30 | ランチ

 お祭りの日なんで 久しぶりに出かけていって
 馬刺しをいただきました
 熊本直送なんですって
 醤油も本物 コーネもフタゴエも 赤身も歯ごたえがあって 味が深くて
 美味しかったです
 あとはつけあげ(魚のすり身の揚物)をいただいて帰りました
 


ブスのくせに! 最終決定版

2012-09-28 | 読書

姫野カオルコ氏著
前に読んだものの 書き足し訂正版でした。改めて読んで感じたのは 作者は顔フェチ 或いは顔マニアではないかということ 実に細かく美人を分析しています。モチロン自分はブスであると繰り返し 抜け目なく自己に対する直接的な批判を 避けつつ 美人の造り 概念 考え方など 詳細に定義しながらも 姫野ワールドにしっかり迷わせてくれます
こういう考え方もあるのかなぁと軽い気持ちで読むのが 一番ストレスなく読めます。浜美枝と岸田今日子さんを 美人と言い切っているのに驚きました。ウチの母が同じ事をいっていたからです。(さすがに古すぎてリアルでは存じ上げませんが)
ブスのくせに!という表題は 自分のことを棚に上げてよく言うよという意味にとりました。
彼女の分析を指しているものは ブスではなく 醜女 ブサイクな顔ですから。
こうして書くあたり彼女は昭和平成の清少納言なのかも。

カバーの端の近影の作者のお顔(部分)を拝見しましたが 間違いなく美人でしたよ


怒涛の虫

2012-09-28 | 読書

西原理恵子氏著
久し振りの理恵蔵作品 相変わらずカラッとしてて読んでてラク。本人の意志とはうらはらなのかもしれないけど これは大事なことです。生きることも 生活することも 息することさえ ヘタな彼女が 時には落ち込み 時にはキライな人を嘲り 誹り 自嘲気味に笑い悲しむのを 見ていると、読んでる方も 同調したり反発したりで 飽きてきません。なぜか彼女の伝法なものいいの中に か弱い女の子を感じてしまいます。
でも 本人がこんな感想を書かれているのを 知ったらきっと「ケッ」っと笑うでしょうけど。
あ、これじゃあ読書レビューにならないので 内容も少し。サイバラさんの 家族のこと 昔のペットのこと まあじゃんほうろうきを描いてた前後のことなど よしなしごとの漫画を交えたエッセイ。人間はウソとマコトと弱音で出来ていると思う 今日この頃


読了

2012-09-27 | その他

近頃 諸般の事情で読書量が減りました。残り少ない読書レビューを片してたあとは 料理ブログに纏めてしまうか これも残してある写真ページに纏めるかします。
読書レビューの後 もしまだお付き合いいただけるなら お手数ですがブックマークをお願いします。

まだ少し ネットの世界におります。


堪忍箱

2012-09-27 | 読書

宮部みゆき氏著
江戸の昔の人情話 ちょっと不思議な話の短編集 作者の優しさ賢さが文章に現れています。情景描写より 登場人物の感情描写の方が多いと感じるくらい 考え悩み悲しみ喜ぶ 主人公の姿が 細やかに描かれています。それがちっとも嫌みに感じられないのは 態とらしさがなく 自然なストーリー展開と 先を急ぐでもなく 遅れるのでもない 絶妙のテンポがあるから。今作品も怪談を期待して買い求めたのですが その期待は裏切られましたが それ以上の収穫がありました。


しっかり肉ランチ

2012-09-26 | ランチ

 ダイエットに夢中でどうやらコラーゲン不足のようで
 皮膚が乾燥してかさかさです

 一休みして お肉をたくさんいただいてきました
 リバウンドも怖いけど かさかさも困ります

 困ったときのシュラスコ食べ放題 旧ソニータワーにある(8F)
 ブラジル料理のお店へ
 まともにシュラスコを制限なくいただくと ほんとにリバウンドしてしまうので
 牛をはずして 豚と鶏肉とあとは 野菜の食べ放題のコースにしました

 ここは牛豚鶏野菜スイーツなんでも食べ放題のコースと 牛以外の
 豚肉 鶏肉 のこり全部はおなじ食べ放題になるコースがあります
 (昼のみ 夜はまた別のコースがあります)

 全開でやると食べすぎなので 野菜と豚肉鶏肉のみで食事しました
 豚肉 鶏肉は ローストのみで けっこうカロリーが押さえられてて安心です
 オイル系のドレッシングは使わず 塩胡椒と 粒マスタード ポン酢のみ
 で組み合わせしました

 最初は野菜から食べはじめて スープ そしてお肉の順番で食べます
 ご飯やパン ケーキは手を出さず(というかお肉を食べた時点でお腹一杯)
 で組み合わせしました

 ここブラジル料理店だけあって 南アメリカ系(と思われる)ラテン系白人と
 日系ブラジル人(と思われる)お客が多く 成る程肉の値段の高い日本で
 こういうところを利用しているんだなぁと思いました

 前にここへ来たとき やはり豚肉鶏肉のランチメニューを食べている
 ブラジル人のカップルを見ました(店の人とお話されてました)

 米食民族としてはきついメニューだと思いましたが 案外あっさりしていて
 胃に負担が少なく胸焼けもなく 楽でした

 ただしこの日の食事は 一食だけ これをブランチで食べて あとはおわり
 というか寝るまでお腹が減りません

 食べ過ぎたら 次の一食を抜いて「なかったものにする」という方法が有るそうです  


冬瓜のスープ

2012-09-25 | ランチ

 春に買っておいて カットして冷凍しておいた冬瓜で作りました
 一度冷凍すると 柔らかくなるのが早く 料理しやすいです
 凍ったままだと使えないので 自然解凍して 常温になってから
 水から煮てその後 その汁のまま味付けてスープにします

  味付けは薄くして なるべく素材の味を活かす料理法でしあげます


 だしや塩気どれもギリギリにすると 冬瓜のかおりが活きるスープが出来ます


旅の匂い

2012-09-23 | デジタル

 列車には其々匂いがあります
 昔のJRの列車は独特のにおいがありました

 

 対面のベンチシートの車両は 煙草とチューインガムの混ざった甘くて苦い匂いがしました
 そのなごりを見つけました 匂いの元の 灰皿のあと(くるんって回るんですよね)
 その後は 小さなテーブルが付き それも取り外されたようです

 残念ながら今はもう その匂いはしません。

 みると遠いたびが思い出されて胸がきゅんとします