暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

初めて食べるもの

2016-06-09 21:40:46 | グルメ


自宅用のお土産に、福島のスーパーで買った「いちじくの甘露煮」。




今までに初めて見た商品で、旅行の初日で、大きなびんづめは荷物になるかなぁ、とは、思ったが、とても食べたくなった。

買い物にほかのスーパーも回った後で、やっぱり欲しくなり、このスーパーにもどったとき、買った。


旅行から自宅に帰って、朝食にヨーグルトの上にひとつ載せて食べたら、「おいしいぃぃ」 
 


福島の「きのこ総合センター(株)」の製造販売で、ネットでも買える。

スーパーでは、大きめのびんで552円(税抜)だった。

ネットの販売では、500円で販売しており、「あんずの甘露煮」もあった。



私は東京の生まれで、子どもの頃からいちじくを食べたことがなかった。

中学、高校のときの友人が農家に嫁いで、遊びに行ったとき、生のいちじくを出してくれた。

食べ方も知らなかったが、初めて食べたいちじくはおいしかった。

たぶん母が「いちじくはおいしくないよ」と私たちには子どもの頃から食べさせてくれなかったのだろうと思う。


よく、子どものころ好き嫌いをすると、「女の子は母親になるから、食べ物の好き嫌いがあると、子どもにいろいろなものを食べさせてあげられなくなるので、好き嫌いはしないほうが良いのよ」と、聞かされた気がする。

高校の家庭科で聞いたのかもしれない。

そうだ、きっと。


私は、アボカドがちょっと苦手だ。

夫に、高いサラダを買ってだしたとき、

「これなあに?おいしいね!」

と言われた。

それは、アボカドだった。

アボカドの入ったサラダを買って食卓に出したのだ。

夫は、店でアボカドを買って食べるというような経験はなかったのだろうと思う。

私がアボカドを好きではないので、料理に出したことは一度もなかった。

だから、アボカドを夫は初めて食べたのだ。

人が好んで食べているものは、おいしいのだろう、食べておくに限る。


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