暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

夏休みが終わろうとするころ

2022-08-25 19:11:11 | 学生時代

2022/8/25 読売新聞 編集手帳を読んで

新学期を前に、小中高生の自殺が増えるという。
自身の学校時代を考えると、退屈な長い夏休みが終わり、宿題は徐々に片付けてあったので、提出物を持って、新学期の日常がやってくることへの興味、関心の気持ちを少し抱いて、登校していったように記憶している。
学校生活が充実していたわけでもないし、楽しく過ごしていたわけでもないが、夏休みの終わりに、自殺願望が起きるということはなかったと思う。



現代の小中高生は、重い心の負担になっていることは、何があるのだろうか。
人間関係でコミュニケーション能力がやや弱いために、友人との軋轢、いじめがあるなど、学業の不振、課外活動の負担感がつらいのもあるかもしれない。
20代で精神疾患を発症した私としては、自殺まで悩んだ小中高生は、神経科にかかるか、カウンセリングのチカラを借りるのがいいように思う。
一人で悩んでいると、アドバイスもなく、薬もなく、睡眠は乱れ、ますます悩みの中に押し込められて、抜け出すこともできなくなっていくのだろうと思う。



悩んでいる本人に解決方法はない。
友人、家族への打ち明けはなんの手助けにもならない。ふさわしいアドバイスをするだけの経験や能力を持った人などいないのだ。
行政が、小中高生に容易に手を差し伸べることができるシステムを構築していくことが必要になってきているのではないだろうか。
神経科の敷居を低くして、思春期の若者への診療がたやすくなるような、医療の体制も必要だろう。
私に思いつくのはそれくらいしかない。



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