暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

夫を亡くしたら・・・

2013-04-23 19:07:19 | 日記

叔母の夫が亡くなった。

母のきょうだいは昔の人なら普通かもしれないが7人きょうだいで長生きだ。

近年、母のきょうだいや従兄弟の訃報に接することが多くなった。

叔母は、母のきょうだいの末っ子だ。

母のきょうだいの中でも、一番近くにおつきあいしてきた人だ。

その叔母が伴侶を亡くした。


母の世代でなくても、私の世代でも配偶者を亡くすことが遠い話ではなくなっている。

私もあと3年で還暦なのだ。


ひとりになったら、どんな生活なんだろう。寂しいだろうな、と思う。

一日中、だれとも口をきかない日が当たり前になってしまうのだろうか。

頻繁に友達に電話したり、メールしたりして、いやがられたりするかもしれない。

旅行は誰といくんだろう。

食事は、今二人分を作って、少しでも目先の変わったものをと考えては、献立をたてているが、
ひとりになったら、まともな食事なんて作るのだろうか。

二人分作って、2回に分けて食べれば、今と同じだけ作ればいいということになる。

でも、自分のために料理なんてするかな。

たまには、おいしいものを食べよう、と腰を上げるかもしれないが、ふだんは、簡単に
済ませてしまうのではないだろうか。

おっくうになったら、夕食だけお弁当をとるような楽な道も考えるかもしれない。


夜寝るのも、遅くなるだろうな。

明日の朝、早めに起きなければいけない必要もなければ、だんだん夜型にシフトしてしまうだろう。

ゴミは前の晩に、マンションのごみ置きの建物のカギが9時に開くので、今でも夜に出しているから、
早起きの必要がないのだ。


こうして、ブログを書いているだろうか。

いや、その前に、夫を亡くしたショックから、どのくらいで立ち直るだろうか。

1年くらい、ふとんをかぶって、くすぶっているかもしれない。

ひととおりの相続の手続きが終わるのに、1年くらいかかるらしい。

慌ただしい日々が過ぎたら、どっと寂しさに襲われて、寝込むのだろうか。


しばらく会ってない友人に、声をかけて、会って食事をしたりするかもしれない。


だいたい、掃除や洗濯や怠けられるところは、みな怠けてしまうだろうか。

逆に、身の回りの物を、かたづけて、自分がこの世から消える日が突然来ても
身内が困らないように、整理を始めるかもしれない。

人生はこれから切り開くという子供がいたら、そんなことは考える暇もないかもしれないが
うちには、子供はいないのだ。


いろいろと考えると、突然伴侶を亡くした叔母が気の毒になってくる。

ひとごとではないのだ。

叔母には、まだこれからの人生があるのだから、悲しみを乗り越えて、元気で
明るく過ごしてほしい。

叔母に笑顔が戻る日が早く来ることを祈った。




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