ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ドイツ発(datelined Germany): 500,000 people at Montreal

2019-09-28 17:12:23 | 日記
2019年9月28日(Sat.) 一昨日(26日)のNHKクローズアップ現代の中身は良かったと感じています。16歳のグレタを引っ張り出しながらも、専門家である科学者の指摘(グリーンランドの氷河溶解等)を紹介していました。出来れば、こうした問題定義を繰り返し報道していただきたいものです。某環境大臣のセクシー発言などを掘り下げていないで、こうした価値ある課題を追及して欲しい。

そして、思うに、関西電力の原発関連マネーの還流問題(違法の認識はないですって⁈)や、後を絶たない卑劣なアオリ運転など、低次元で稚拙の極み的話題が次から次へと噴出しており、これではマスコミも、この目先の問題にも触れざるを得ないのかも知れません。 そうした日本国内の低次元レベル話題が尽きない限り、より重要な気候変動問題などにスポットを当てにくい状態が続くと言うことでしょうか。

見方を変えれば、如何に、日本はお粗末なのかと思い知らされてしまいます。 残念ながら、まだ、50年以上前の時代の “時” が、未だに流れているように感じています(遅れている)。

しかしながら、デンマークでも放送されたように、気候変動に特化したキャンペーン(チャリティー)番組もありましたので、エンターテイメント的な番組ばかりでなく、こうした社会問題等にスポットを当てた啓蒙番組もあって良いと思います。



さて、グレタの行動は、世界の耳目を集めているようです。 カナダのモントリオールでは主催者発表で50万人もの人が集まったようです。( ニュースソース: DWーDE 9月27日発 )

<原文の一部>
Greta Thunberg leads 500,000 people at Montreal climate rally
In the Fridays for Movement weekly protest, the Canadian city of Montreal led the way, with half a million children and adults taking part. Millions more across the globe joined in.
(超抜粋)モントリオールではグレタが500,000人を集めました。
金曜日のことで、子供や大人も加わっています。また、地球規模では数百万人が参加しています。

A Montreal rally led by Greta Thunberg on Friday attracted 500,000 people, according to organizers.
Schoolchildren were joined by adults as they marched together with the teen activist at the demonstration as part of a global wave of "climate strikes."
(注: 原文を読み流して下さい。)

More needs to be done
The 16-year-old Swede met with Canadian Prime Minister Justin Trudeau, who also joined the rally, but afterwards she told a news conference with indigenous leaders that he was "not doing enough" to combat global warming.
Thunberg said: "My message to all the politicians around the world is the same. Just listen and act on the current best available science."
(超抜粋) グレタはPMのトルドーとも会見しています。 そして、グレタの発言は "My message to all the politicians around the world is the same. Just listen and act on the current best available science."



・・・ 以下、転載省略。 原文サイトはこちら ・・・

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一体、日本政府は何をしているのでしょうか。改憲などは全く不要で、平和外交に勝るものはないし、気候変動に取り組むべき部門もあるでしょう。ズバリ、環境省です。 ついでに、繰り返しになりますが、原発からの汚染水を大阪湾に垂れ流すと言う大阪市長の弁に対し、環境省(大臣)の所管外であると答弁したり、もっと具体的な対策・施策を尋ねられ、30年後も生きているなどと禅問答のようにはぐらかすような無責任の極みは、即刻降りていただいた方が良い。いや、居座ってもらったら、国民の迷惑でしかありません。

そもそも、政治は、国民を正しい方向に導くことも担っている筈です。 今は逆にしか見えません。そして、政治が貧困であれば、冒頭に記述したような、時代遅れの治世が続くのではないでしょうか。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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