四季菜遊土 菜園倶楽部

週末の菜園、土いじり、採れたて野菜の料理レシピ等々、農と食と環境を考える

落ち葉で薫炭作りと畑の寒お起こし(菜園日記:2022年1月23日(日))

2022-01-23 | 週末菜園日記

 落ち葉で薫炭作りと畑の寒お起こし

【畑の天気】曇り(最高気温 7℃ 最低気温 0℃

 二十四節気の「大寒」から3日目、朝の最低気温は0℃、
 日中の最高気温も7℃止まりと、さすがに厳寒期の畑は寒い。

 まずは、休憩小屋の薪ストーブに落ち葉を詰め込み、落ち葉薫炭作りから。

 

 

 ストーブに空気が入り完全燃焼させると、炭ではなく灰になってしまうので、
 落ち葉を薫炭状にするには、極力空気を入れずに蒸し焼き状態にするのがコツ

 薪火を入れて、薪ストーブのふたを閉め、通気口もふさいでおく。

 

 ただ、燃え過ぎて灰になっても、立派な草木灰として使えるので問題はない。

 1~2時間もすれば、落ち葉薫炭もしくは草木灰が出来上がる。

 

 


 厳寒期の野良仕事は、畑の休憩小屋で暖をとって、草木灰や薫炭を作りながら、
 春に向けて、もっぱら畑の土作りがメインとなるが、

 今日は、タケノコハクサイの収穫を終え、その跡畝の寒起こしをした。

 

 「寒起こし」とは、 
 シャベルで深さ30cmくらいの土層を、裏返すように粗く掘り起こす作業で、
 荒土を寒さにさらしておくと、土の中に含まれる水分が夜に寒さで凍り、
 病害虫を死滅させ、畑の土のリフレッシュ効果も高まる。

 

 荒く掘り起して、寒さにさらす事から「荒お起し」「寒ざらし」とも言う。

  before

  after

 ここに、草木灰や米糠を撒いておけば、春先には、再び地力の高い土壌となり
 美味しい野菜を育てる畑の土が生成される。

【畑の作業】
 1-D東西 土作り:タケノコハクサイ跡(寒お越し)
  ※  落ち葉薫炭作り


【今日の収穫】
 ホウレンソウ(まほろば)・ブロッコリ(緑嶺/スティックセニュール)
 タケノコハクサイ(中国紹菜)・キャベツ(金春)・ニンジン(ベータリッチ)

 

 

コメント (5)
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