落ち葉で薫炭作りと畑の寒お起こし
【畑の天気】曇り(最高気温 7℃ 最低気温 0℃)
二十四節気の「大寒」から3日目、朝の最低気温は0℃、
日中の最高気温も7℃止まりと、さすがに厳寒期の畑は寒い。
まずは、休憩小屋の薪ストーブに落ち葉を詰め込み、落ち葉薫炭作りから。
ストーブに空気が入り完全燃焼させると、炭ではなく灰になってしまうので、
落ち葉を薫炭状にするには、極力空気を入れずに蒸し焼き状態にするのがコツ
薪火を入れて、薪ストーブのふたを閉め、通気口もふさいでおく。
ただ、燃え過ぎて灰になっても、立派な草木灰として使えるので問題はない。
1~2時間もすれば、落ち葉薫炭もしくは草木灰が出来上がる。
厳寒期の野良仕事は、畑の休憩小屋で暖をとって、草木灰や薫炭を作りながら、
春に向けて、もっぱら畑の土作りがメインとなるが、
今日は、タケノコハクサイの収穫を終え、その跡畝の寒起こしをした。
「寒起こし」とは、
シャベルで深さ30cmくらいの土層を、裏返すように粗く掘り起こす作業で、
荒土を寒さにさらしておくと、土の中に含まれる水分が夜に寒さで凍り、
病害虫を死滅させ、畑の土のリフレッシュ効果も高まる。
荒く掘り起して、寒さにさらす事から「荒お起し」「寒ざらし」とも言う。
before
after
ここに、草木灰や米糠を撒いておけば、春先には、再び地力の高い土壌となり
美味しい野菜を育てる畑の土が生成される。
【畑の作業】
1-D東西 土作り:タケノコハクサイ跡(寒お越し)
※ 落ち葉薫炭作り
【今日の収穫】
ホウレンソウ(まほろば)・ブロッコリ(緑嶺/スティックセニュール)
タケノコハクサイ(中国紹菜)・キャベツ(金春)・ニンジン(ベータリッチ)