橋下徹市長と文楽協会のもめごとのニュースは、文楽についての関心がたかまり、観客が増えていて、お互いが歩み寄り、一見落着しそうですね。
文楽について再度見直しました。
文楽は単なる伝統文化の伎芸ではなく、物理学、幾何学にもかなり、深いところを指示しているんですね。
人形の動きの関節について良く熟知していて、霊的作用も交えた動きを感じられます。
この世とあの世をつなぐような人形の動きにあわせた語りと三味線の三位が異次元世界に観客を運んでくれます。
人間は立体生活をするまでに、500万年の年月がかかっています。
物理的に立ったのではなく、宇宙の霊波を受けて立っているのです。
立って歩き出すための苦労があり、文楽にはそのような物を感じさせる魅力があります。
日本の最先端技術を要して、ソニーの制作中ロボットは、足の裏を床につけて歩くということに大変苦労していましたが、この文楽の動きがヒントになって、手の動きや足の動きなどが完成したそうです。
文楽には、心を貫く重力を感じるときがあります。
文楽の魅力を進化の過程の現代の若者たちに、鑑賞していただききたいですね。