倉富縄文心導U.Sインストラクターのピアは、バイオリンニストでオーケストラ団員、鈴木メソットの先生をしていて、子供たちにバイオリンも教えています。
この秋からレッスン場を自宅のリビングから、移動してファンデルという素敵なミュージックスクールで教えることになりました。
子供たちにレッスンする前に、身体を柔軟にするストレッチクラスをやると、楽しみにしています。
小沢征邇さんを大好きな私が、前に小澤さんのお話をしていたことを、覚えていたんですね。
小沢征邇さんは、からだ全体で指揮されていて、同じ動きが一つもなく、全部違っていて、身体全体を動かしてする指揮なので、魂に響くといわれています。
身体が柔軟でないとよい音が出ないという、ピアも同じように思っていたので、からだ全体で演奏する目的を持って、鈴木メソットと共にストレッチクラスをするのが夢ですと。
また小澤征邇さんは、音楽は、コンサートホールだけで、演奏するのではなく、お寺やスキー場のゲレンデをバックにしたりして、フラットの床で演奏者も指揮者も観客も同じ目線で、演奏会を開くことに情熱を注がれていましたが、それによって、何よりも自分が一番元気になり、癒されていますとも。
音楽の原点に帰り、人のふれあいの中で、学ぶものがあり、音楽の持つ醍醐味を感じることが出来るので、止められないでいられるそうですが。
現在食道がんの手術をされた後、リハビリ中ということですが、一日も早くお元気になられますよう、お祈りいたします。
私も18年前にボストンフィル時代の小澤征邇さんとベケットのおすし屋さんでお会いしたことがあります。
美樹夫人と子供さん、ご家族連れで夕食に来られていました。
小澤征邇さんの、お生まれたところが中国の大連で、私も同じ大連の生まれです。父親が石炭会社を経営していましたので。
同じ頃に中国にいて、日本に引き上げて来られているので、余計親しみを感じます。