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縄文ピアニストというところに焦点をあてると、縄文作曲家の伊福部昭先生は東京音楽大学の生徒として学んでいる山田令子さんと偶然日光に縁があり、令子さんは伊福部先生の奥様のお手伝いなどされたりしていて、「あの子は良い子だから応援するんだ!」と奥様はぽつんといっておられたそうです。
伊福部先生の埋没している楽曲の一つを誰かが演奏してくれるのを待っていたと感じられた息子さんの伊福部極氏は、山田令子さんに白羽の矢を立てられたのです。
令子さんとは10年くらい前から親しくさせていただいていますが、彼女の明るさや変わらぬ優しさばどこから来るのかといつも思っていました。
縄文に関わる事は簡単なことではないことも分かっています。
彼女も数年前に交通事故で瀕死の重傷にあわれていますが、見事生還!この度のラッキーは縄文人のスピリットから来たと思わずにはいられません。
彼女の生誕の日光は縄文の里でもあります。
のんびりと茶の間に座っているだけでは、運はつかめません。
彼女はピアニストだから特別だという意識ではなく、いつも謙虚な気持ちで普通に自分をみつめていたいと言われています。
最近彼女のピアノを聴く耳がいつもと違うのを感じ出した毎日を送っていますので、今日ブログを再度書かせていただきました。
CDが発売されていますので、皆様も良かったら聴いてください。
AKIRA IFUKUBE
Works for Piano
伊福部昭ピアノ作品集第一集
ピアノ 山田令子
「何十万年前も前に人間が火を得た時の喜びを、多種多様な降り付けで構成したダイナミックな場面や、伝統音楽は偶数律動から成り立っていますが、
韻文は五、七、五の奇数が基盤となっていて、この作品では音楽ではなく韻文の持つ奇数律動がモチーフとされました・・・・・。
二つの異なった要素の結合を執拗に反復することによって、我々の内にある集合的無意識の顕視を意図しました」。と書かれています。
縄文土器の螺旋模様の執拗に反復するイメージが重複します。