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映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ぼくを葬る』

2008年06月21日 | Weblog
ふつう

フランソワ・オゾン 監督
メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ダニエル・デュヴァル、マリー・リヴィエール、クリスチャン・センゲワルト、ルイーズ=アン・ヒッポー、アンリ・ドゥ・ロルム、ウォルター・パガノ、ウゴ・スーザン・トラベルシ 出演

パリでファッション・フォトグラファーとして忙しい日々を送っていたロマンは、ある日、医者から余命3ヶ月という衝撃の事実を告げられる。同棲中の恋人に別れを告げ、家族にも秘密にしたまま、自分の死と向かい合うことを決めたロマンだが、唯一の理解者である祖母ローラにだけは真実を話した。刻々と迫る命の期限。残された時間で何ができるのか?ロマンはふと、カフェで出会った女性、ジャニィの頼みごとを思い出した…。

近くのレンタル屋さんには置いていなかったが、Gyaoで観ることができた。

感動的なシーンや美しいシーンは数々あるが、トータルで観ると「理想的な死に方のひとつ」を描いた作品でしかないのではないか。過去のしがらみや思い出に自分なりのくぎりをつけ、偶然(この偶然がちょっとありえないが)未来への希望・つながりを残して消える。

同じ監督の『まぼろし』をはじめ、死を扱ったいくつかの作品をこれまでに観たが、それらは自分なりのくぎりのつけ方にわたしの想像を超えたものがあり、それがうれしくおもしろいところであったのだが、この作品にはそれがなかった。

あの旧式な人工授精シーンは、主人公がゲイだからか ? それにしても、あんなことしなくてもできそうなものだが……。


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