映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ポセイドン・アドベンチャー』

2012年06月19日 | Weblog
よい

ロナルド・ニーム 監督
ジーン・ハックマン、アーネスト・ボーグナイン、レッド・バトンズ、キャロル・リンレー、ロディ・マクドウォール、シェリー・ウィンタース、パメラ・スー・マーティン、ステラ・スティーヴンス、ジャック・アルバートソン、レスリー・ニールセン 出演

大晦日の夜、パーティで賑わう豪華客船ポセイドン号を海底地震によって突然発生した大津波が襲った。一瞬の内に船は転覆。生き延びた人々は生存を賭けて、天地が逆転した船内からの脱出に挑む。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=21504



信用に足る情報がほとんどない中で、何を信じてどのように行動するのか大きなポイントとなるパニック映画。

主人公の牧師であるジーン・ハックマンも、確実な情報はほとんど持っていなくて、船首が下にあるのだから上に位置する船尾に行け、プロペラ軸のところは鉄板も薄く脱出しやすいはず……、という極めて素人くさい考えを狂信的に抱き、プロである船員たちのその場で救助を待て、船尾には何もないから船首へ行けというアイデアを根拠もなく否定する。「神は努力する者を愛す」という説教をするくらいの人物だから、自主的な行動に重きを置いているのだ。

クリスマスツリーを使っての脱出とその直後の展開はすばらしい。

足を引っ張るだけの存在の女性歌手、キャロル・リンレーもいい。


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