映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ホワイトアウト』

2010年09月04日 | Weblog
ふつう

ドミニク・セナ 監督
ケイト・ベッキンセイル、ガブリエル・マクト、コロンバス・ショート、トム・スケリット、アレックス・オロックリン、ショーン・ドイル 出演

アメリカの南極観測所“アムンゼン・スコット基地”。キャリー・ステッコは、この極寒の地で働く唯一の連邦保安官。事件など起こりようもなく、せいぜいが雑用ばかりの退屈な日々を送っていた。ところが、冬を控え、あとは数日後に迫った最終便で帰国の途に着くだけと思っていた矢先、他殺体の発見という驚くべき事件に遭遇する。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=334827



冒頭ちょっとしたスペクタクルがある。そして次にケイト・ベッキンセイルのシャワーシーン。この監督は映画の見せ方がわかっている! と思ったら……。

ミステリー・サスペンスの見せ方がわかっていないようなのだ(笑)。
ミステリーなら最後の謎解きでなるほど~と観客を納得・満足させ、サスペンスなら結末がどうなるのかでやはり満足させなければならない。

この作品を見終わったあとのわたしの感想は、「ぬるいわ!」であった(笑)。

特にあの暴力的なやつの正体とラスト(笑)。つまり、ミステリー要素は壊滅的に悪いのだ。なにせ登場人物が少なすぎて、ミステリー好きの人には犯人が限定されやすいのも難ありだ。

それと、南極の状況、基地と基地との関係がとんなものなのかもわからないので、そのへんの説明も不足している。

ケイト・ベッキンセイルがボストーク基地で襲われるが、犯人がわかったあとでそのシーンを見直すとどうしてそれが可能なのかもわからない。


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