映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ザ・マスター』

2013年10月31日 | Weblog
よい

ポール・トーマス・アンダーソン 監督
ホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムス、ローラ・ダーン、アンビル・チルダーズ、ジェシー・プレモンス、ラミ・マレック、マディセン・ベイティ 出演

第二次大戦終結後、軍病院のメンタルテストで問題を指摘され除隊した元海兵隊員のフレディ。アルコール依存を抜け出せず、トラブルを繰り返しては職場を転々とする日々を送っていた。そんなある日、いつものように酒に酔ったフレディは、港に停泊中の船にこっそり乗り込んでしまう。やがて船員に見つかり、“マスター”と呼ばれる男、ランカスター・ドッドの前に引き出される。“ザ・コーズ”という新興団体を率いるドッドだったが、意外にも彼はフレディを歓迎し、一方のフレディもドッドに自分を導いてくれる可能性を見出す。以来、2人は行動を共にするようになり、次第に強い絆で結ばれていくが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=343684#1





以下ネタバレ






ラスト近くで、ひとりで映画を見ている主人公に電話がかかってくる。
「なぜここがわかったんだ?」
それが幻覚だとラストで言われる。
ということは……、
主人公が見ている世界は幻覚だという可能性が出てくるし、そうなると本作の大半は現実かどうかも危うくなってくるのだ。

本作は新興宗教のうさんくささと気持ち悪さをテーマにしておらず、新興宗教にたよってしまう人間の状況と、かなり問題はあるが新興宗教でさえもコントロールできない自由な人間を描いている。


かなり苦労しながら口述筆記をしている部分と、第二作の原稿がすでに完成していてとんでもない場所に埋められているシーンって矛盾しないか(笑)?


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