映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『地獄でなぜ悪い』

2013年10月01日 | Weblog
よい

園子温 監督・脚本
國村隼、堤真一、長谷川博己、星野源、二階堂ふみ、友近 出演

ヤクザの組長・武藤は、獄中にいる最愛の妻・しずえの夢を叶えようと躍起になっていた。それは娘のミツコを主演に映画を製作するというもの。しかし、肝心のミツコは男と逃亡してしまい、映画が出来ないまま、いよいよしずえの出所まで残り数日となってしまう。そこで武藤は、手下のヤクザたちを使って自主映画を作ることを決断する。そして何とかミツコの身柄を確保し、映画監督だという駆け落ち相手の橋本公次に、完成させないと殺すと脅して映画を撮影するよう命じる。ところがこの公次、実は映画監督でもなければミツコの恋人でもないただの通りすがりの男だった。それでも監督として映画を完成させなければ彼の命はない。そんな絶体絶命の中で出会ったのが、自主映画集団“ファック・ボンバーズ”を率いる永遠の映画青年、平田。一世一代の映画を撮りたいと夢見てきた平田は、ここぞとばかりにミツコに執着する敵対ヤクザ組織の組長・池上まで巻き込み、ホンモノのヤクザ抗争を舞台にした前代未聞のヤクザ映画の撮影を開始してしまうのだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=345853#1





映画館で観た。

園子温作品に洗練を感じた。

首チョンパはあるが、『冷たい熱帯魚』や『恋の罪』のようなエグさはない。
大量のロウソクもなかったと思う。

携帯電話の時代と8ミリフィルムはまったく両立していないと思うが、映画製作のクレージーな部分を強調されたおもしろいコメディであった。

堤真一がかなりいい!

もしかしたら、映画版『唐獅子株式会社』の影響もあるかもしれないが、最近観ていないので自信がない。

『ネイビーシールズ』

2013年10月01日 | Weblog
ふつう

スコット・ウォー、マウス・マッコイ 監督
ロゼリン・サンチェス、ジェイソン・コットル、アレックス・ヴィードフ、ネストール・セラノ、エミリオ・リヴェラ 出演

南米の麻薬王クリストと東南アジアの国際テロリスト、アブ・ジャバールとの関係を探るべく、医師を装ってコスタリカに潜入したCIAの女性エージェント、モラレスが何者かに拉致されてしまう。すぐさまネイビーシールズのローク大尉率いる“チーム7”がモラレス奪還に急行。そして鮮やかに任務を遂行し、みごとモラレスの救出に成功する。ところが、その過程でアメリカを標的にした大規模なテロ計画が判明。ネイビーシールズは、史上最大規模のテロを阻止するため、再び行動を開始する。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=342552#1





映画はおもしろくない。

ただし、ネイビーシールズの役をやっている人がほんもののネイビーシールズであり、戦闘シーンが本物の銃器を使っていたり、実弾訓練の動画を使用しているためにミリオタ(軍事関係大好きっこ)からの評判がいいようだ。

また、wowwowの町山智浩さんの解説動画が非常におもしろく、これは公開されているので一見の価値がある。

くりかえす。本編はおもしろくないぞ。

ベストの中に仕込んだセラミックボール爆弾が街を壊滅させるらしいが、実際に爆発するとたいしたことはなかった。

『世界にひとつのプレイブック』

2013年10月01日 | Weblog
よい

デヴィッド・O・ラッセル 監督・脚本
ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァー、クリス・タッカー、アヌパム・カー、ジョン・オーティス 出演

妻の浮気が原因で怒りをコントロールできなくなり、精神病院入りを余儀なくされたパット。ようやく退院したものの、妻ばかりか仕事も家も失ってしまい、実家に戻って社会復帰を図ることに。心身の健康を取り戻せば、接近禁止令の出ている妻ともやり直せると思い込んでいるパットだったが、あいかわらず突然キレてはトラブルを引き起こすこともしばしば。そんなある日、友人に誘われたディナーで近所に住む若い女性ティファニーと出会う。彼女もまた、夫を事故で亡くして以来、心に問題を抱えており、パットはそんな彼女のエキセントリックな言動に振り回されるハメに。ところがティファニーはパットの妻とも知り合いで、パットがよりを戻せるよう手助けしてあげると提案。その交換条件として、ダンス・コンテストにパートナーとなって出場することを迫られるパットだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=344429





会話の内容と間がすばらしい。

ティファニーが父(デ・ニーロ)に対して、出会ってからの試合の説明をするシーンは思わず拍手するほど見事であった。

パットがどのようにして回復したのかがわかりにくい。薬でもなさそうだし、ダンスとティファニーだと思うが、あまり回復した過程は描かれていない。

ダニー(クリス・タッカー)の出たり入ったりがおかしい。