映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『スリーデイズ』

2012年06月16日 | Weblog
ふつう

ポール・ハギス 監督・脚本
ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス、ブライアン・デネヒー、レニー・ジェームズ、オリヴィア・ワイルド、タイ・シンプキンス、ヘレン・ケアリー、リーアム・ニーソン 出演

愛する妻子と共に幸せな毎日を送る大学教授のジョン・ブレナン。ところがある日、家に押しかけてきた警察によって妻ララが逮捕されてしまう。容疑は殺人。妻の無実を信じて奔走するジョンだったが、3年後ついに裁判で有罪が確定してしまう。絶望したララは自殺未遂を図り、それを目の当たりにしたジョンは、最後の手段“脱獄”を決意する。そして、脱獄のスペシャリスト、デイモンに教えを請い、全てを懸けた綿密な脱獄計画を練り上げていくのだが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=339987#1



「素人が一線を越えるときの苦悩」はよく描かれていたと思うが、そのほかの部分が……。

まず刑務所に行き過ぎである(笑)。
何回行けば気が済むのか?

それとこどもを預けるオリヴィア・ワイルドが意味ありげすぎる。しかもチェックがあまい!

以下ネタバレか?






殺人シーンがあるのだが、その相手がクスリの売人であることと、やむを得ずやってしまったという表現で観客を納得させようとするところが気に入らない。やるなら腹くくってやれ。

『ファンタスティック Mr.FOX』

2012年06月16日 | Weblog
よい

ウェス・アンダーソン 監督
声の出演 ジョージ・クルーニー、メリル・ストリープ、ジェイソン・シュワルツマン、ビル・マーレイ、ウォーリー・ウォロダースキー、エリック・アンダーソン、マイケル・ガンボン、ウィレム・デフォー 出演

子どもが生まれて以来、泥棒稼業から足を洗い、妻と息子と家族3人で平穏な穴暮らしをしてきたMr.FOX。しかし、人生も折り返し地点に差し掛かり、貧乏で退屈な穴ぐら生活への疑問が芽生え始める。そして、愛する家族のためにもと、丘の上にそびえる大木の家に引っ越すことを計画する。丘の反対側には悪名高い3人の農場主がいるからと大反対するバジャー弁護士の忠告にも耳を貸さず、家を購入してしまうMr.FOX。ところが、農場で飼育されている動物を前にして、彼の困った野性の本能が目覚め、再び泥棒を始めてしまう。大切な家畜を奪われ、怒りが頂点に達した農場主たちは、なりふり構わぬキツネ狩りに乗り出すが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338243





これは楽しい。

夫婦や親子や仲間や甥っ子との関係でニヤリとしたり、食べるのがきたなかったり、目が悪かったり、どうにかこうにか意味がわかったときの合図があったりしてとてもいい。

原作がよくて、監督がよくて、声優がいいとこうなってしまうのか。