映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『イージーマネー』

2012年06月11日 | Weblog
ふつう

ダニエル・エスピノーサ 監督
ジョエル・キナマン、マティアス・パディン、ドラゴミール・ムルジッチ、リサ・ヘンニ 出演

学生で有りながら、裕福なエリートを装い二重生活を送るJW、ユーゴマフィアに狙われる身で脱獄をしたホルへ、ホルへを追い込むユーゴマフィアのヒットマンのムラード。 JWは、儲け話に乗っかりホルへを追っていた。ホルへは、何者かに尾行されていると感じ地下鉄・バスを乗り継ぎ巻こうとする。しかし、追手はJWだけでは無く、ヒットマンのムラードも尾行していた。ホルへは逃げ回っていたが、ムラードに捕まってしまう。ホルへを見失ってしまったJWがホルへに追いついた時には、彼は既に立ち上がれない程ムラードに殴られていた。JWは、ムラードの車の警報機を鳴らし、ムラードが車の所に戻ったすきにホルへを連れ出す。JW とホルへが出会った時に3人の人生の歯車が噛み合った・・・。ホルへは秘かに大量のコカインの密輸を計画していたが、それは想像以上に危険な計画だった。彼の計画にJW、ムラードは引き込まれていってしまう……。
ストーリーはアマゾンより
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スウェーデンのスタイリッシュ・クライム映画。

わるくないのだが、脚本が弱い。肝心なところの説得力が薄いのだ。

ホルヘは脱獄をして何をしたかったのか? それは刑務所のなかではできないことだったのか? 

落ち目の銀行と手を組むシーンがあるのだが、それがそのあとにまったく影響していない。たとえば別の銀行とクスリのおろしグループが手を組むなどのシーンがあったほうがわかりやすいのではないか。

理論だけの優等生と現場を知っているふたりであの結果は、どうもまとまりが悪い。