映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ソリタリー・マン』

2012年02月01日 | Weblog
よい

ブライアン・コッペルマン 監督・脚本
マイケル・ダグラス、メアリー=ルイーズ・パーカー、ジェナ・フィッシャー、ジェシー・アイゼンバーグ、イモージェン・プーツ、スーザン・サランドン 出演

ニューヨークに暮らすベンは、かつて自動車ディーラーとして大成功したものの、事業に行き詰まり、低迷の日々。生来の女好きがたたって、愛する妻ナンシーとも離婚するハメに。それでも家族とはそれなりに良好な関係を保っているベン。そんな彼は現在、大手自動車メーカーの役員を父に持つジョーダンと交際中。その父親のコネでかつての栄光を取り戻すべく復活を目論んでいた。そんなある日、ジョーダンから、彼女の娘アリソンの大学進学の口利きを頼まれるベンだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=339374





映画上の設定がもうすぐ60の男性だから、中年のというよりは老人の危機だと思うが、アメリカでどのような年齢層の扱いなのかちょっとわからない。

観ている者にすんなりと受け入れられるように、「心臓の疾患」というイイワケが用意されていて<ホントはいい人じゃん>というイメージは崩さないようにしてあるが、それがあってもなくても面白いストーリーになるのではないか? 要は自分の老化を認めるかどうかのスリリングな過程と、青春を思い出す懐かしさを二大要素とした立派なドラマになっている。

『メタルヘッド』

2012年02月01日 | Weblog
ふつう

スペンサー・サッサー 監督
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ナタリー・ポートマン、レイン・ウィルソン、デヴィン・ブロシュー、パイパー・ローリー 出演

心に深い傷を負った少年が、世の中に敵意を向ける傍若無人な流れ者の青年との交流を通じて活力を取り戻していく姿を寓話的に描く。自動車事故で母を失い、心に深い傷を負った少年TJ。一緒に暮らす父親も、未だ悲しみから立ち直れずにいる。そんなある日、長髪に半裸の粗暴な男ヘッシャーがTJの家に住みついてしまう。ヘヴィメタを大音響で流し、目的もなく破壊行動を繰り返すヘッシャーに振り回されていくTJだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=339703#1





シナリオが弱い。盛り上がりがない。基本的にジョセフ・ゴードン=レヴィットがいらない(笑)。

と書くとかなりわるそうなのだが、そうでもない。ふつうなのだ。

おばあちゃんを大切にするメタル野郎というのはおもしろいが、あまりストーリーに活かされていない。