映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ロックンローラ』

2010年10月25日 | Weblog
よい

ガイ・リッチー 監督・脚本
ジェラルド・バトラー、トム・ウィルキンソン、タンディ・ニュートン、マーク・ストロング、イドリス・エルバ、トム・ハーディ、トビー・ケベル、ジェレミー・ピヴェン、クリス・ブリッジス 出演

ロシアをはじめ東欧の資本が続々と流入し、不動産バブルに沸くロンドン。裏社会にもその波は押し寄せ、昔気質の顔役レニー・コールもこれまでの流儀が通用しない相手の登場に危機感を募らせる。そんな中、街の小悪党ワンツーとその仲間たちも甘い汁を吸おうと不動産投資に手を出して大ヤケド。レニー・コールに多額の借金を負ってしまうハメに。そんな窮地のワンツーにセクシーな女会計士が近づいてくるのだが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=332874



ロンドン犯罪群像コメディ。

ストーリーに芯がない(最初から最後までの時間をかけて語られるような物語が存在しない、こんなエピソードがありましたの繰り返し)のだが、センスのいいオープニングからテンポよく見せてくれる。

また、リマスター版の映画(『日の名残』か?)を車の中で鑑賞する情報通のタンクなど、各登場人物の細部にまで、よく練りこみがされている。

幸福をもたらすという絵はマクガフィンでどんな絵なのか見せてくれない(笑)が、ちっとも幸福をもたらさない。