映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『未知への飛行』

2010年10月04日 | Weblog
よい

シドニー・ルメット 監督
ヘンリー・フォンダ、ダン・オハーリヒー、ウォルター・マッソー、ラリー・ハグマン、ソレル・ブーク、ドム・デルイーズ、ダナ・エルカー、フランク・オーヴァートン、エド・ビンズ、フリッツ・ウィーヴァー、ウィリアム・ハンセン、ラッセル・ハーディ、ラッセル・コリンズ 出演

アメリカの軍事コンピュータが、誤ってソ連に対する核攻撃指令を発してしまう。命令を受けた爆撃機は直ちにモスクワへ向けて発進、帰還可能ポイント=フェイル・セイフを超えてしまう。ソ連側の迎撃部隊も、爆撃機を撃墜することができず、ついに全ての手段は失われる……。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=22815#1



むかしのアメリカ映画はこんな苦いエンディングを撮る気力があったのだなと思わせる作品。

ウォルター・マッソーが出ている部分がすこしもっちゃりしているが、地味な展開をがんばって最後までもたせている。特に、フリッツ・ウィーヴァー演じるカシオ大佐は従来のアメリカ的なキャラクターで、途中で盛り上げてくれる。