映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『鉄男 THE BULLET MAN』

2010年08月17日 | Weblog
よい

塚本晋也 監督
エリック・ボシック、桃生亜希子、中村優子、ステファン・サラザン、塚本晋也 出演

塚本監督が世界を視野に満を持して放つ全編英語による新たなる“鉄男”の物語。激しい怒りとともに鋼鉄の肉体へと変貌していく男の姿を、パワフルかつスピード感あふれる音と映像で綴ってゆく。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=334821


わたしの住んでいるところでは、8月14日から一週間の上映だった。

人間の内側にある力(怒りがもっとも近いがそればかりではない)を外側に具現化するとこんな作品になるような気がする。

主人公が地下から出てからの戦闘シーンが最高である。一気に血液が沸騰し、まばたきもできなくなる。

これまでのシリーズと比べると、「わかりやすさ」にも気をつかっているのがわかる(笑)。

桃生亜希子のキャラクターがちょっとブレているようにも感じられる。前半の狂気が後半では常識に抑えられている。

この短さ(71分)はいい。

音楽もよかった。わたしの観たところでは、もうすこし爆音でもよかったくらいだ(笑)。

『パブリック・エネミーズ』

2010年08月17日 | Weblog
よい

マイケル・マン 監督
ジョニー・デップ、クリスチャン・ベイル、マリオン・コティヤール、ビリー・クラダップ、スティーヴン・ドーフ、スティーヴン・ラング 出演

大恐慌時代に義賊的な振る舞いとカリスマ性で民衆に支持された伝説のギャング、ジョン・デリンジャーの壮絶な運命を映画化した実録犯罪ドラマ。のちにFBIとなる組織を急成長させた男J・エドガー・フーバー率いる捜査チームとの熾烈な攻防を、デリンジャーとビリー・フレシェットとのロマンスを絡めてスタイリッシュに描く。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=334507



フィクションの物語としておもしろく観た。

もちろん、ジョン・デリンジャーは実在の人物だし、基本的にほかの登場人物もそうなのだろう。
ただそれは、輪郭を定めるためであってだからといって詳細まですべてがほんとうの話だとは限らない。

ちょっと不愉快だったのが、2時間を超えている作品なのに許可証をもらうシーンがあったことだ。あれは不要であり、あそこも含めてもうちょっと短くしてもらいたい。