映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『カイジ 人生逆転ゲーム』

2010年07月13日 | Weblog
よい

佐藤東弥 監督
藤原竜也、天海祐希、香川照之、山本太郎、光石研、松山ケンイチ、松尾スズキ、佐藤慶 出演

定職に就かず、その日暮らしの自堕落な生活を送る伊藤カイジ、26歳。そんな彼のもとにある日、遠藤凜子と名乗る悪徳金融会社の女社長が借金の取り立てにやって来る。カイジは友人の借金の保証人になっており、利子が積み重なった負債総額は202万円にまで膨れ上がっていた。そんな金があるわけもなく、頑として抵抗するカイジ。すると遠藤は、“一夜にして借金を帳消しに出来るどころか、大金を手にするチャンスがある”と提案を持ちかけ、フランス語で“希望” の意味を持つ豪華客船エスポワール号に乗ることを勧めてくる。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=332617#1



香川照之の香川照之による香川照之のための作品。
天海祐希がピリッとしないが、あとの出演者もいい。

案外賭ける金額がしょぼかったり、ゲームの迫力がなさすぎたりするのだが、それは香川照之とはあまり関係がないので気にしなくていい。

賭けの結果が『ひとりぼっちの青春』(暗い地獄的な名作)と似ているような気もするが、インチキな世の中の美酒なんてこんなものなのかもしれない。