映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ゴッド・アーミー 悪の天使』

2009年09月18日 | Weblog
よい

グレゴリー・ワイデン 監督・脚本
イライアス・コティーズ、クリストファー・ウォーケン、エリック・ストルツ、ヴァージニア・マドセン、ヴィゴ・モーテンセン、アマンダ・プラマー 出演

トーマスは奇妙な殺人事件の担当となる。その死体は、眼、骨、血液といったものが普通の人間とは異なり、半陰陽であった。そして、天国で2度目の戦争が起こったことを語る、存在しないはずの「ヨハネの黙示録第23章」が記述された聖書を持っていた。早速調査を始めるトーマスは、その死体が大天使ガブリエルの僕、天使ウジエルであることを知る。

ストーリーはアマゾンより
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%BC-%E6%82%AA%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BD%BF-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%AC%E9%96%8B%E7%89%88-%E5%85%A8%E7%B1%B3%E5%85%AC%E9%96%8B%E7%89%88-DVD/dp/B001HQLV90



「人間に嫉妬した天使」という設定と、刑事役のイライアス・コティーズ以外の役者の演技が最高である(笑)。カルト的な人気があるといっていいだろう。CGや音楽が追加されたアメリカ公開版『プロフェシー』もあり、シリーズ化されている。

なぜネイティブ・アメリカンはああいうことができるのか(だってキリスト教の天使が封じ込めたものだぞ)? や、ホーソン大佐の説明がぞんざいで、そんなに邪悪な魂なのかいまひとつ伝わってこないこと、死体などの特殊効果があまりうまくないという弱点はあるが、クリストファー・ウォーケンの演技と彼の死にかけの下僕とのやりとりにはコメディ要素もあり、楽しめる。いちどは観ておいていい。

ヴィゴ・モーテンセンもルシファー役で出番は少ないが、作品にアクセントを加えている。

なぜか「ミカエル」という本作には出てこない人(天使)の名前を使ってストーリー解説をしているところがある。