映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』

2008年06月02日 | Weblog
よい

マイク・ニコルズ 監督
トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムス、ネッド・ビーティ、オム・プリ、エミリー・ブラント、ケン・ストット、ジョン・スラッテリー、デニス・オヘア、ジャド・タイラー、ピーター・ゲレッティ、ブライアン・マーキンソン、クリストファー・デナム、トレイシー・フィリップス、ウィン・エヴァレット、メアリー・ボナー・ベイカー、レイチェル・ニコルズ、シリ・アップルビー 出演

下院議員チャーリーは、酒と女が好きなお気楽政治家。しかし、その内面では、平和を愛するゆるぎない心を持ち、ソ連の攻撃に苦しむアフガニスタンを常に気にしていた。国防歳出小委員会がアフガニスタン支援に500万ドルしか用意していない事を知ると、委員会のメンバーである彼は、予算を倍にするよう指示する。そこに、テキサスで6番目の富豪で、反共産主義者のジョアンが目をつけ、アフガニスタンを救うよう彼に訴える。

アメリカの歴史に詳しくない人にも楽しめる史実に基づいたコメディ。きれいなおねえちゃんはいっぱいでてくるし、イスラエルを承認していないパキスタンとイスラエルが協力してアフガンゲリラを援助するなんていうとんでもないこともでてくる。
そして最後にしくじったために、話は9・11にまでつながっているのだ。

冷戦時代にホットな戦争を避けるためにソ連製の武器で援助という話は理解できるのだが、ハインド(ソ連の攻撃ヘリ)を撃ち落としていたのはスティンガー(アメリカ性携行対空ミサイル)ではないか? この経緯はよくわからなかった。