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第1,028話 オンライン研修で顔を出さない人の心理とは?

2021年06月09日 | 研修

「すべての社員がイキイキ働くようになる」仕組みと研修を提供する人材育成社です。

打ち合わせや研修を行うときのツールとして、オンラインが使われるようになってから既に1年以上が経過し、だいぶ身近にとなったという方も多いと思います。

当初はおっかなびっくりで始まったオンラインですが、コロナ禍もあり今ではなくてはならないものになってきていると感じています。

研修やセミナーにおいても、当初は短時間のプログラムを中心に取り入れられることの多かったオンラインですが、現在では終日のプログラムや連続で複数回行うような研修でも一般的になってきています。

オンラインの使用については、一長一短はあるものの多くのビジネスパーソンにとって既に身近なものになっているのは前述のとおりですが、最近少し気になることがあります。それは、特に公開型のセミナーにおいて、受講者の一部にビデオをオフにして顔を出さないで受講する人がいらっしゃるのです。

先日私が担当させていただいた公開型のセミナーでは、主催者が再三「顔を出して受講してください」と伝えていましたが、呼びかけに応じる人はほとんどいませんでした。

公開型のセミナーの場合、企業内研修などと比べ受講者は顧客であることが多いせいか、主催者としてもあまり強く言えないという実情もあるようです。そのセミナーでは受講者の半数の15名の顔を見ることができないまま進めざるを得ませんでした。

講師の側からすると、オンラインのセミナーでは顔を出していたとしても、集合型のセミナーと比べ受講者の反応がつかみにくいと感じることが多いのです。それに加えて顔が全く見えない受講者が多いと、まるで壁に向って話をしているようで非常に進めにくいと感じました。

それでは、どうしてオンラインのセミナーで顔を出すことをためらう人がいるのでしょうか?想像するに「自分の顔を人に見られたくない、見られると緊張してしまう、テレワークで自宅で受講するので部屋着である、あくびができる」などの理由が考えられそうです。

しかし、講師の立場から言うと、こうしたセミナーは受講者の反応にかかわらず一方的に進めるような形をあえてとるのでない限り、受講者の反応を確認しながら双方向で進めるものです。

講師の側では受講者の反応を見ながら、事例を挙げたり繰り返して説明したり、受講者を指名したり適宜休憩を入れるといった工夫をしながら進めているのです。しかしそこで受講者の顔が見えずに反応が確認できないと、単に講師から受講者へ情報提供のみをするような、一方通行で進める事態になってしまいます。それに、もし情報提供のみでよいのであれば、わざわざセミナーの形を取らずにオンデマンドでことは足りてしまうというになってしまいます。

思い起こせば、これまでの集合型の研修では、覆面をして受講していた人はまずいなかったはずで、この点はオンラインセミナーでも同様のはずです。

もし、あなたが今後オンラインのセミナーに出席する機会があるのでしたら、ぜひ、ライブの双方向のコミュニケーションの重要性を理解したうえで、ぜひとも顔をしっかり出して臨んでいただくようにお願いいたします。

お問い合わせ【株式会社人材育成社】 

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