中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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第1,027話 「大船に乗ったつもりで」働きましょう!

2021年06月06日 | 研修

「すべての社員がイキイキ働くようになる」仕組みと研修を提供する人材育成社です。

新入社員の皆さんも入社して2ヶ月が経ち、会社の雰囲気にはだいぶ慣れてきた頃だと思います。コロナの最中にあっても(特に大企業に就職された皆さんは)安心感を得ていることでしょう。

先日発表された「新卒社員が辞めない会社ランキングTOP300(東洋経済)」によれば(※1)、ランキング300位の企業ですら新卒社員の3年後定着率は91.3%です。もっとも1位から300位まで、ほとんど大企業が占めているのですが。

一方、中小企業では3年以内に新卒の3人に1人が辞めているという厚労省の調査がありますから(※2)、両者には非常に大きな開きがあります。

ある大企業に勤務する知人(執行役員クラス)が、職場に配属されてきた新入社員にこう言ったそうです。「今はコロナのせいで何かと不安なこともあると思う。でも、うちの会社はこれだけ大きいのだからそう簡単にはつぶれない。大船に乗ったつもりで安心して働いてくれ。」それを聞いた新人は、ほっとした表情になったそうです(真偽のほどは定かではありません)。

さて、「大船に乗ったつもり」を英語に訳すとどうなるのでしょう。ネットで調べると、You can count on me とか Relax, just leave it to me と出てきます。そのまま訳せばそのとおりでしょう。しかし、先の知人が言った「大船」とは会社のことです。me(私)ではありません。そう、日本人にとっては会社は船なのです。船から出ることは海に落ちること、つまり生死にかかわることというイメージです。

だから必死で船にしがみついていれば安心できます。多少イヤなことがあっても海に落ちて溺れてしまうよりはマシです。一方、海外(特にアメリカ)では「会社の外」は地面であり、歩いて行って他の会社のドアを叩けば良いという感じではないでしょうか。

テレワークの常態化が進み、船に乗っている感覚をあまり感じることができなくても、やはり日本の会社は船です。新入社員の皆さんはそのことを忘れないでください。また、職場の上司や経営者の皆さんも、新入社員に安心するようにそのことを何度も口に出して伝えてください。それは会社の規模に関わらず大事なことです。中小企業であっても、経営者の皆さんは「安心」を伝えるようにしましょう。

今は個室に閉じ込められているような感じでも、やがて船を共にする仲間と同じ場所で働ける日が必ず来ます。

だから今は、大船に乗ったつもりで働いてください!

※1 https://toyokeizai.net/articles/-/431703

※2 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00003.html

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