goo blog サービス終了のお知らせ 

行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

福島出張!会津の酒に飲まれて、橋を渡らず

2020年02月04日 | 旅行記・まち歩き


写真は福島県福島市。先日仕事でお邪魔してきた。
福島県では「中通り」にあたる。もちろん県庁所在地であるので行政の中心地(中核市)。ただ人口となると、同じ福島県でもいわき市、郡山市の方が多い(いわき、郡山が33万人、福島が28万人)。
そういえば、いわきも郡山も行ったことがあるのに、福島はあまり馴染みがなく、ご縁もなかった。「東北復興の旅」とか言いながら各地を巡っていたものの、宿泊するのも今回が初めての町である(かなり昔、土湯温泉には泊まったことがあります。)

そういえば、前回「ひとり米坂線研究会」をしたときにも通った。福島駅は、東北本線(東北新幹線)と奥羽線(山形新幹線)の分岐点(上の写真でも新幹線分岐がよく分かる)。米沢・山形方面へ向かう国道13号や東北中央自動車道の起点でもあることから、交通の要所であることは確か。
乗り換え時間に駅でビール飲んだり、駅前のコンビニに立ち寄った記憶はあるものの、食事をしたり市街地に繰り出すということはなかった。今回はクルマでの移動と宿泊付きだったので、少しゆっくりできた感じかな。

福島は城下町。山に囲まれている盆地の真ん中に「信夫山」があって、市街地に山の忘れ物のようにシンボリックにそびえる(上の写真に山すそが見えますかね?)。
この日は、時々雪も舞い寒かったが、天気は新潟からすれば上々。飯坂などの温泉も有名で、寒い日だったから、そちらでの泊りもよかったかなー?(この日は市内のホテル泊まり。)
果物も有名ですよね。フルーツロードがあったりして、ナシや桃は全国でも屈指の産地として知られる。



真剣に会議をこなし、夕刻からはお決まりの懇親会。果物以外のグルメとなると、福島名物は凍豆腐、内陸地方ではよくある馬刺し、円盤型に焼かれたぎょうざ?まあ、どれも美味しかったのですが、お気に入りは「こづゆ」(写真上)。
こづゆは実は会津地方の郷土料理。福島県という括りでは間違いはないのだが、浜通り、中通り、会津地方と旧国名で文化が違う福島県内だから、福島の人に失礼だったかな?確かお酒も「花春」と「会津中将」をいただきましたが、これも会津の地酒。まあ、会津は新潟と隣り合わせで、味覚という点で深いつながりを感じてしまう。

うっかりしていたことと言えば、宿泊先のホテルに近いところに阿武隈川が流れていて、そこにかかるトラス橋を見逃していたこと。なんで事前にチェックしなかったか悔やまれる。
ボウストリングプラットトラスがという珍しい橋で、土木文化遺産Bランクの「松齢(しょうれい)橋」がそれだ。同じ会議に出席した高知の友人がFacebookにアップしたのを見て発覚。悔しいというか情けないというか。
まだまだ修行が足りませんな!(写真下:友人の高知・M師匠(昼間)と地元福島のM社長(夜間)が撮影したものを拝借しました。手前が松齢橋で後方の平行弦ワーレントラス橋が「大仏(おさらぎ)橋」。寄り添うような二つのトラス橋は実に絵になる!)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あの時の高校生がBリーグに... | トップ | 長男がインフルエンザでダウ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

旅行記・まち歩き」カテゴリの最新記事