関越自動車道の湯沢ICを降りて直ぐの所に見える『飯士山』(1111.8m)を歩いて来ました。
春先の山は沢山の花々が、この時を待ってたかのように咲きだすので、歩いていて楽しいですね。 ゲレンデ内では芽吹いたばかりのワラビやタラに芽を見ることができました。
ここ飯士山(いいじさん)は三角形の頂を持ち、上田富士とも呼ばれています。 湯沢ICから約4Kmの所にある岩原(いわっぱら)スキー場に10時05分到着。 準備運動を済ませ10時20分に出発。
スキー場のリフトに沿って直登。 止めた車が見る見る小さくなって行くが皆さん元気。
リフトの終点であるゲレンデ最上部に10時50分着。
天気予報では晴れというか快晴の予定であったが、関越自動車道の関越トンネル(長さ11Km)を抜けたら雪、ではなく曇っていた。 アズマシャクナゲ (花はほとんど山頂付近で見たものです。)
ゲレンデ最上部の先は急登の登山道に変わった。 テングスミレ
雑木林の中を登高中にポツリポツリと予定外の状況にビックリ。ムシカリ
折り畳み傘は常に用意したいと感じた。忘れないように イワウチワ
飯士山・神弁橋分岐通過、11時43分。 タムシバと飯士山です。
山頂に近づくにつれ沢山の花々が姿を現し、花に夢中になっていたら天気の回復に気づかなかった。 飯士山・奥添地分岐通過、12時07分。 下り始めてからは、素晴らしい天気になった。
神弁橋分岐から飯士山山頂まで吊り尾根状になっていたが、30分ほどで山頂に立てた。12時13分登頂。
山頂は三等三角点のある所とお地蔵様の立つ所と2か所の山頂広場があった。
また、独立峰の山頂で天気良ければ上越国境の稜線や運良ければ佐渡島も一望できるという山なのですが、明るくはなったものの稜線上の雲は動かず残念であった。 でも白いショウジョウバカマやイワナシが見られたことは幸運でした。
ピンクが可愛いイワナシです。
昼食を済ませ、12時50分下山開始。 登りは岩原コースをつめたが、下りは奥添地コースへと変化あるコース取りをして、違う景色を楽しみながら歩いた。
奥添地コースはガレ場やロープのある岩場があり、岩場は嫌いという方がいられたが皆さんのサポートにより難なく通過、多少の変化は楽しいものです。
冬であればスキー客で賑わっていたであろうレストハウス通過、13時25分。 振り返れば富士山のような新緑の飯士山が青空の中に聳えていた。
また、上越国境の稜線も見え、気持ち良く広がる大パノラマを前に、皆で深呼吸をした。 広い道を歩いたり、可愛いワラビの新芽を見たりしながらゲレンデ内を駐車場に向かって直滑降で下山した。 岩原スキー駐車場に15時丁度、全員無事下山しました。
天気が回復し、沢山の花の観賞が存分にでき、皆さん大満足の山行でした。春は良いですね。
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