長いトンネルに入り1年半を過ぎた。どこに向かって、どこに出るのだろう
表題の様な緑豊かな、澄んだきれいな空気の中で、思い切り深呼吸のできる出口を期待したい。
大阪の医師は現状を保つのが厳しい。 看護師さんは、もうメチャクチャと嘆いていられる。他県でも、その様な声は聞かれます。
新聞 を読んだり、テレビ 放送を見ていて、合羽の様な防護服を着て病院内を走り回り、いつか自分もコロナウイルスに侵されるのではないか、と思いながらも看護に当たられる姿には頭が下がります。
今年に入り、大阪では東京を上回る勢いで変異型ウイルスが猛威を振るい、若年層から高齢者までと幅広い層で感染拡大し、年齢の高い方は入院の優先順位を下げざるを得ない状況となっているようです。
海外で実施されました『命の選別』です。
東京のある病院では2~3階の窓に「医療は限界、五輪やめて」・「もうカンベン、オリンピックむり 」と貼り出し、厳しい現状を伝えています。
その様な医療状況を知ってか知らずか、五輪の大会組織委員会は看護師500人を派遣するよう日本看護協会に要請をしたとのことです。
菅総理は五輪開催を推進すべく、高齢者向けの新型コロナワクチンの接種を7月末までに完了させると語ったが、当初のワクチン接種優先順位は 医療従事者となっていたのに接種対象の医療関係者480万人のうち5月7日までに2回接種が終了した人は約115万人(23.9%)にとどまっています。
医療関係者からは『既に医療崩壊は始まっている。』との発言があります。
なのに菅総理は東京五輪・パラリンピックについて「国民の生命と健康を守り、安全・安心の大会が実現できるように全力を尽くすことが私の責務だ。」と何度も申しております。
新聞では、首相は『どうして根拠なき楽観論に立てるのか?』
ワクチンもない。 クスリもない。 タケヤリで戦えというのか。 このままじゃ、政治に殺される。
私たちは騙されている。 この一年は、いったい何だったのか。 いつまで自粛をすればいいのか。 我慢大会は、もう終わりにして欲しい。 ごちゃごちゃ言い訳するな。 無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。 今こそ、怒りの声をあげるべきだ。 宝島社
全国の自治体1700のうち700の自治体は「7月末までにワクチン接種はできない。」と回答しています。(2021.5.10現在) その最大の課題の一つが医師・看護師の不足で「打ち手」の確保ができない。とのことです。
日本は島国であり水際対策をしっかり管理すれば良いところ、まだ空港・港湾関係は解放され、政府がコロナウイルス対策として外国からの入国者に求めている位置情報の報告では、指示に従わない人が1日最大約300人に上るそうです。 その約300人に連絡が取れず、その人が体調悪化したのか?、感染したのか? ザル対策のため把握できていないようです。
こんな状況下で五輪はともかく、国民の生命と健康を守ることは可能なのでしょうか
一日も早く、医療関係・保健所・役所・介護施設等の皆様が、マスクなしで綺麗な森の中をノンビリ歩ける日が来ることを祈っています。
また、1年以上もの長きにわたり、真綿で首を絞める様な休業要請や時短営業、それと似たような業種で営業可、不可など理由のハッキリしない差別で大打撃を受けている事業主の皆様に早くすっきりとした五月晴れの日が来ることを祈っております。
※ 訪問、ありがとうございます。
あそこだと景色も良さそうなので、よけい美味しいでしょうね。
普段でもマスク、病院に行けば検温が当たり前の世の中になってきましたね。 自分は長くマスクをしていたら、目の下から頬や顎が赤く痒くなり皮膚科にまで通いました。
なので先日、爽やかな空気を顔いっぱいに浴びに丹沢山を歩いて来ました。